角田裕毅 F1バーレーンGP決勝で9位入賞も「完全には満足していない」

角田裕毅は、10番グリッドからソフトタイヤでレース。だが、序盤はポジションを上げることができず、ミディアムスタートのルイス・ハミルトン(フェラーリ)の後ろで周回を重ねる。
1回目のピットストップでは、信号システムの不具合もあって4秒以上かかってしまい、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)に先行を許してしまう。
その後、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)とのバトルで接触してマシンを破損した角田裕毅は、最終スティントにソフトタイヤを選択。終盤にドゥーハンを攻略し、1つポジションを上げて9位でフィニッシュ。
レッドブル移籍後初ポイントを獲得した角田裕毅だが「もっとやまくやれた」という感情を残してバーレーンを後にした。
「今日もまた新たな学びの一日でした」と角田裕毅はコメント。
「もっとうまくやれたはずだというフィーリングがあります。僕たちには一緒にもっとうまくやれたことがたくさんあったし、ピットストップの問題で順位を落としてしまいました。ペースは良かったのですが、まだあと数台は追い越せたと思うので、完全に満足しているわけではありません」
「まだ2回目のレースで、経験したことのないことが起こるので、この初期段階で多くの新しいことが起こるのは良いことです。全体的には、チームで初めて獲得したポイントなので、ポジティブな一日でした」
「鈴鹿から一歩前進したようなフィーリングがあるので、チームが僕をサポートしてくれて、ここまで早く良い形で進歩できたことに感謝しています」
「ジェッダでの具体的な目標はまだ立てていませんが、ただ、今やっていることを続けるだけです。予選ではもう少し良い結果を出せれば、僕の生活も楽になると思います」

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