角田裕毅 レッドブルF1ジュニアではなく「ホンダのドライバー」と有識者
角田裕毅はホンダとのつながりがあることから、レッドブルF1のジュニアプログラムに所属する他のメンバー、例えばリアム・ローソンやアイザック・ハジャーとは異なる見方をされているとSky Sports F1の解説者であるカルン・チャンドックは考えている。

角田裕毅は2024年に好成績を収め、チームメイトのダニエル・リカルドを圧倒したことで、グランプリで8回の優勝経験を持つリカルドはシンガポールグランプリ後にチームから早期に解雇された。

しかし、ヘルムート・マルコをそのパフォーマンスで感心させたにもかかわらず、角田裕毅がセルジオ・ペレスの後任候補として話題に上ることはほとんどない。今季はまだ3レースしか出場していないにもかかわらず、ローソンはすでにVCARBチームメイトの序列を追い越したようだ。

チャンドックによると、その原因は、ホンダと角田裕毅のつながりにあるのかもしれない。日本の自動車ブランドは、角田裕毅のジュニア時代を通じてスポンサーを務めており、レッドブルとそのファエンツァを拠点とする姉妹チームにエンジンを供給している。

「彼がレッドブルのドライバーというよりも、ホンダのドライバーとして見られていたからなのかどうかはわからない」とチャンドックはExpress Sportに語った。

「今年後半にレッドブルのテストドライブのオファーを受けているようなので、そこから評価されるのかもしれない」

「私はまだ完全に理解できていないし、あまり考えたこともないが、彼らは彼(角田裕毅)を例えばリアム・ローソンといった自国の才能あるドライバーではなく、ホンダのドライバーとして見ているようだ」

「リアムの方が裕毅より順番が先に来ているようだ。リアムはまだ裕毅のような経験はないが、明らかに非常に速く、短い期間で裕毅と同じくらい、あるいはそれ以上に速いことを示している」

「レース経験を積むだけで、彼はポイント獲得の能力があり、それを実現できる。リアムがレッドブルで裕毅より上位にいる理由は分かる」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / ビザ・キャッシュアップRB