角田裕毅 RBのメキースF1チーム代表は「トストに似たところがある」
角田裕毅が、ビザ・キャッシュアップRBのF1チーム代表であるローラン・メキースについて語った。

ファエンツァのチームは、設立時からチーム代表を務めていたフランツ・トストが引退。ビザ・キャッシュアップRBへのリブランディングと同時に、フェラーリでスポーティングディレクターを務めていたローラン・メキースが新チーム代表に就任した。

角田裕毅は、F1デビュー時からフランツ・トストによって育成されてきた。今回のチーム代表交代についてサウジアラビアGPの会見で記者から質問が飛んだ。

「僕たちはとてもいい関係を築けているし、すでに彼はチームを向上させるために多くのことを助けてくれている」と角田裕毅はコメント。

「フランツとローランには少し似たところがあるのは明らかで、あの2人はチームの一人ひとりのことを本当に気にかけていて、一人ひとりのコメントが重要だと思っているし、彼はそのすべてをブレンドして、できる限りベストな答えを出そうとしている。だから似ているところがあると思う」

「実際、彼に合わせるのに苦労したとか、そういう彼に対してのハードさは感じなかった。ただストレートにいい関係を築けたし、チーム全体がいいやり方、いい雰囲気だと思う」

「そうだね、今は新しい人がたくさん入ってくるから、すべての人をなじませて、みんなが快適に過ごせるようにするのは簡単な仕事じゃない。でも今のところ、僕がチームの中で見た限りでは、みんな幸せそうだし、とてもリラックスして一緒に仕事ができている」

角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム

開幕戦バーレーンGPでは、チームメイトのダニエル・リカルドとチームオーダーを巡った騒動があった。

日曜日のレース後、ローランはフラストレーションに対処してくれたかとの質問に角田裕毅は「ああ、確かに彼はレース後、すぐに僕の部屋に来てくれた」と角田裕毅は語った。

「そしてかなり長く話し合った。主にそれぞれの立場、彼の立場と僕の立場を理解するためにね。そうだね、彼のおかげでレース中もずっと落ち着いていられた。そして彼は間違いなく、僕が正しい方向を向くのを助けてくれた。そして、今はリセットされた気分だし、そこから先に進むだけだ」

「そこでも彼はある意味でフランツに似ている。同じようなことが起きたら、フランツはすぐに僕の部屋に直行してきた。だから、いい感じだよ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ビザ・キャッシュアップRB