F1 角田裕毅 「チェッカー後のモニターで初めてペナルティに気付いた」
角田裕毅は、2023年F1第8戦スペインGPでのポイントフィニッシュを祝おうとしたところ、タイミングスクリーンとダッシュボードから突然自分の名前が消えたと語った。

アルファタウリF1の角田裕毅は、バルセロナのターン1でアルファロメオの周冠宇とバトルをした際にコースアウトさせたと判断され、5秒のペナルティを科され、これが角田にとって大きな代償となった。

角田は9位でチェッカーを受けたが、ポイント圏外となった。周冠宇が「コース外に押し出されたフリをした」と感じている角田は、そもそもペナルティが不当だと感じているとして苛立ちと悔しさを露わにした。

アルファタウリは今シーズンこれまでポイント獲得に苦戦している。角田裕毅は、日曜日にラインを越えた後に喜びを爆発させたが、レース終了後に混乱が生じ、その笑顔はすぐに消えた。

ペナルティについていつ聞かされたか質問された角田裕毅は「チェッカーフラッグ後に聞きました」とChannel 4に語った。

「実際にチェッカーフラッグの後、自分を祝っていたときに、5秒のペナルティを聞きました」

「実はダッシュボードのタイミング画面で見ていました。名前が突然9位から消えたので『何が起こったんだろう?』と思っていたら、無線で情報が入ってきました。ご存じだと思いますが、5秒のペナルティを受けました。本当に辛かったです」

F1 角田裕毅

角田はスペインGPのタイムペナルティに加え、スーパーライセンスのペナルティポイントというダブルパンチを受け、さらに悲惨なダブルヘッダーとなった。モナコでもポイント圏内を快走していたが、終盤にブレーキトラブルで順位を下げた。

角田裕毅は、シーズン序盤、特にレースペースで苦戦した後のアルファタウリの進歩に励まされているが、次のステップとして、土曜日の調子を上げるようチームに求めた。

「モナコでは9番手を走っていたが、最終的にはちょっと問題があって順位を落としてしまったし、今回も9番手を走っていたので、チームとして、特にレースでは良い仕事ができていると思います」と角田裕毅は最近の悩みについて語った。

「もちろん予選ではもっと強く戦わなければならなりません。そうすればもっと高い位置からスタートできるしもう少し楽に戦える。それが僕たちの目標です」

「でも、ポジティブなのは、今のところレースペースがかなりいいことです。だから、ポジティブに物事を考えて、より安定したより良いペースで、もう少し良い戦いができるように1年を通してできるだけレベルアップしていきたいです」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1スペインGP / スクーデリア・アルファタウリ