角田裕毅の無線での文句の多さに海外F1メディアが苦言「まだ時期尚早」
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅の無線が良くも悪くも話題になっているが、オランダの racingnews365 は、“まだ時期尚早”だと苦言を呈す。

今年、20歳でF1デビューを果たした注目の日本人ドライバーである角田裕毅。デビュー戦となったF1バーレーンGPでは9位フィニッシュを果たし、日本人としてデビュー戦で初めてポイントを獲得。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「F1ワールドチャンピオンになれる逸材」と称賛すれば、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンも「過去数年で最高のルーキーだ」だと期待を込めている。

だが、第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでは、予選Q1で初めてのクラッシュを経験し、決勝では入賞圏内を走行中に単独スピンを喫してノーポイントでレースを終えた。

さらに注目を集めているのは無線での激昂ぶりだ。開幕戦ではジョージ・ラッセルのウィリアムズの後ろでコースに出された角田裕毅は『LIKE, COME ON!(どうなってんの!) I GOT XXXXXX TRAFFIC!(トラフィックのなかにいるんだけど!』と文句。ピー音が含まれたこのやり取りが公式無線デビューとなった。

第2戦F1エミリア・ロマーニャGPのFP3ではレッドブルの先輩ドライバーであるセルジオ・ペレスが角田裕毅の邪魔をした際に『He doesn’t even look? F*****g C***!(彼は見てさえいないよね? F*****g チェコ!』と叫び、後半にはまなり長い列車の後ろに出されたことで『It's a f***ing paradise, like traffic paradise. What is this one? (f***ing天国。まるで渋滞天国だ。なにこれ?』とピー音だらけの無線が国際映像で流れた。

この『渋滞天国』はF1ファンが早くも今季のベスト無線だと楽しんでいるが、そうではない見方もある。

racingnews365 のF1ジャーナリストのルート・ディマーズは「スラングがよく出てくるね。最初は面白くて好きだったが、角田はいつも泣き言を言っている」と語る。

「彼にとってはまだ2回目のグランプリ週末だ。予選でクラッシュして泣き言を言っていたし、FPでも言っていた。角田はまだF1で数時間しか走っていない。もっと気楽な気持ちで取り組むべきだと思う。彼は、まだお客さんのようなものだし、F1で何も示していない。だが、全ての人や全てのことに腹を立てているようだ」



また、同メディアに寄稿するオランダ人ドライバーのトム・コロネルは「彼の行為はちょっと失礼だ。日本人らしくないし、日本でならば、ちょっとした事件になる。心と身体が一体にならないのであれば“病院”に行かなければならない」と警告する。

「真のプロフェッショナルになるためには、自身を向上させなければならない。相応しくない変なイメージをつけようとはしないことだ」

「自分がミスを犯さなくなってからであれば、文句を言ってもいいだろう。だが、現状ではすべてが時期尚早だ。こういったことが早くなくなることを期待している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / アルファタウリ