角田裕毅、クラッシュでギアボックスが真っ二つに割れるダメージ / アルファタウリ・ホンダ F1エミリア・ロマーニャGP 予選
アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選でクラッシュした角田裕毅のマシンはギアボックスが真っ二つに割れるほどのダメージを負っていたことを明かした。

F1バーレーンGPでのポイントフィニッシュで評価を上げた角田裕毅は、イモラで初のQ3進出に期待がかけられていた。しかし、角田裕毅の2回目のF1での予選はほんの数分で終了した。

角田裕毅は、ヴァリアンテ・アルタ(ターン15)の出口でリアのコントロールを失ってスピン。後方からタイヤバリアに突っ込んだ。この衝撃により、AT02は大きなダメージを負い、角田裕毅はグリッド最後尾からレースをスタートすることになった。

角田裕毅はクラッシュ後、アルファタウリ・ホンダのチームに「興奮しすぎた」と謝罪している。

アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは角田裕毅のマシンの損傷の程度について「ギアボックスが半分に壊れた。そのギアボックスはもう使えない」とコメント。

「パワーユニットに関しては詳しく調査しており、何が起こっているか確認している。リアサスペンション、リアウイングなどなどのボディワークについても調査している。しかし、現時点ではシャシーは問題ないようだ。それほど酷くはないが、今夜と明日の朝、メカニックは忙しいだろう」

「残念ながら、裕毅も少し落ち込んでいる。彼の言葉を借りれば 『興奮していた』と思うし、スロットルで少し貪欲になり、マシンを回転させて壁に叩きつけて彼の一日は終わった」

「だが、これまでの彼のパフォーマンスを考えれば、彼がトップ10に入ることができたのは間違いない」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / F1イタリアGP / スクーデリア・アルファタウリ