角田裕毅、F1プレシーズンテストでの“DRSを早く起動”騒動を説明
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、今月バーレーンで開催されたF1プレシーズンテストの印象的な2番手タイムのラップでDRSを早く起動させていたことを認めた。

レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今年アルファタウリ・ホンダF1でデビューする20歳の角田裕毅をべた褒めしている。

「彼はF1でこれまでで最高の日本人ドライバーになるだろう」とヘルムート・マルコは語っている。

ヘルムート・マルコについて角田裕毅は「ヘルムートは毎日テストが終わると電話をかけてきました」と Auto Hebdo に語った。

「彼は最後のテストセッションの後、特に感銘を受けていました」

しかし、レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手タイムを記録した角田裕毅のラップは、DRSを不適切に早く起動していたからだとの指摘もある。

「それについては多少の騒ぎがあるのを見たことがあります」と角田裕毅は語った。

「他のドライバーよりも早くDRSを開けていました。テストの最初の2日間はDRSボタンを押すことができても、DRSゾーンにいなければ何も起こらなかったので、実際には非常に奇妙でした」

しかし、角田裕毅は、テスト最終日はそうではなかったと説明する。

「FIAがシステムをテストしているに違いないと思うし、その恩恵を受けました」と角田裕毅は説明した。

「他の人より少し早くDRSを開けました。それによって0.2秒くらい得られたと思います」

また、他の多くのドライバーが最終日に角田裕毅と同じソフトタイヤ(C5)を使用しなかったことも事実だ。

「最初のレースの予選まで改善できると思ってはいますが、いずれにしろテストは良かったと思います」と角田裕毅は語った。

それでも、ヘルムート・マルコだけでなく、アルファタウリF1のチーム代表フランツ・トストも角田裕毅を高く評価している。

角田裕毅は「もちろん、うれしかったです。特に、フランツは、僕のターン1に入るところに目をつけてくれましたからね」と語る。

「フランツは僕にとって祖父に少しのような感じです。初日、彼にそもそもテストタイムを見るべきではなく、マシンの限界を探求するべきだと言われました」

ヘルムート・マルコは、2021年にヘルムート・マルコは、フェラーリやアルピーヌがライバルになるはずだと語る。

ヘルムート・マルコは「我々の分析によると、アルファタウリはマクラーレンとアストンマーティンの直後で、フェラーリとアルピーヌとほぼ互角なはずだ」と Kleine Zeitung にコメント。

「いずれにせよ、ウィリアムズ、ハース、アルファロメオよりも前にいるはずだ」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ