WRC主催者 「ラリー・ジャパン開催については引き続き状況を監視」
WRC主催者は、最終戦ラリー・ジャパンの開催について日本国内の新型コロナウイルスの状況について引き続き監視していくと語る。

ラリー・ジャパンは、11月11日から14日で開催される予定だが、新型コロナウイウスの感染者の増加により、今週、10月のF1日本GPが2年連続でキャンセルされることが発表された。

アジア地域は、新型コロナウイルスの影響と戦い続けており、11月17日から21日のマカオGPでGTとF3ワールドカップのレースも中止を決断。

MotoGPは、すでに日本GPの中止を決定しており、今週にはマレーシアGPのキャンセルを発表。どちらのイベントも10月に開催される予定だった。

WRCは、今シーズンこれまでの新型コロナウイリルによるカレンダーの変更を回避してきたが、日本への訪問は問題になる可能性がある。

現状では、WRCの関係者は、日本への入国時に14日間の検疫を行う必要がる。これは、現在のカレンダー構造を考えると実行可能だ。前回のイベントは、10月14~17日に開催されるラリー・スペインとなる。

現状、WRCは、ラリー・ジャパンについて、主催者のフォーラムエイトと緊密に協力している。

「我々はフォーラムエイト・ラリージャパンの主催者と国や地方自治体とともに、イベントの安全で成功した開催を確実にするために引き続き協力している。これは、これらの困難な時期にWRCカレンダーのすべてのイベントで行うのと同じだ」とWRCのシニアイベントディレクターを務めるサイモン・ラーキンは語った。

「WRCに関連する条件に基づいて決定を下す」

しかし、ラリー・ジャパンがスケジュールを外れた場合、昨年同様にラリー・モンツァが最終ラウンドスロットを埋めることが可能性があると報じられている。

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カテゴリー: F1 / WRC (世界ラリー選手権)