ウィリアムズとトヨタ 袂を分かつ
ウィリアムズは、トヨタとのエンジン契約を白紙に戻すことを正式に要請した。

トヨタのジョン・ハウエットは「我々はウィリアムズへの供給に満足しているが、彼らは我々のエンジンを求めてはいない」とウィリアムズがトヨタのエンジン契約の解除を求めていることを明らかにした。

「来年も拘束力のある契約があるので、彼らは解約を求めてきた。我々の立場としては、彼らが望まないのであればそれで構わない。供給については他のチームと交渉をしている」

「ウィリアムズがエンジンを求めるのなら提供できるが、様々な理由により、我々は袂を分かつことになると思う」

ウィリアムズは、2010年のエンジン契約についてルノーと交渉中であるとみられているが、まだ発表はしていない。

ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ヘッドは、メルセデス・ベンツにアプローチしたが、彼らはすでに3チームに供給しているので他を探すように言われたことを明らかにしている。

ルノーとの交渉が破綻した場合、ウィリアムズは来年コスワースエンジンを搭載すると思われる。

ジョン・ハウェットは、トヨタは問題なくもう1チームにエンジンを供給できるので、複数のチームと交渉していると述べた。

「エンジンを要請しているチームはひとつ以上ある。しかし一部チームは、契約違反になるので不可能だと思う」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / トヨタ