ウィリアムズ F1
ウィリアムズの共同オーナーを務めるパトリック・ヘッドは、メルセデス・エンジンが最も良いエンジンだと考えているが、来年に向けてメルセデス・ベンツと契約することはできなかったことを明らかにした。

ウィリアムズは、2008年からトヨタ。エンジンを搭載しているが、現在トヨタのエンジンはグリッドで最も非力なエンジンとみられており、契約を1年前倒しで終了し、他のエンジンに乗せ換えることを検討している。

ウィリアムズは、来年ルノーエンジンを搭載するとの見方が強かったが、ルノーは2008年シンガポールGPでの公聴会を控えており、F1からの撤退も噂されている。

パトリック・ヘッドは、メルセデス・ベンツにアプローチしたことを明らかにしたが、メルセデス・ベンツはすでに3チームにエンジンを供給するため、ウィリアムズが契約することは不可能だったと述べた。

「確かに2か月前くらいに興味を示していた。しかし、我々はメルセデス・エンジンを使用できないと告げられた」

「メルセデスが、開発を許された範囲内で他のチームの改良より大きな進歩を遂げたようであることは、ピットレーンではかなり有名なことだ。現在、非常に優れたエンジンであることは明白だ」

パトリック・ヘッドは、コスワースが選択肢のひとつであることを認めているが、エンジンがすぐに決定することを望んでいる。

「もちろん、ブラウンは遅くにエンジンをインストールすることが可能であることを示したが、それをデザイン事務所に課したくはないし、手遅れになるまで放っておけば、インストールを最適化できないかもしれない」

「また、来年は給油が禁止されるので大きな燃料タンクとなり、かなり大きな変更がある」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / メルセデスF1