F1 ウィリアムズF1 イギリスGP
ウィリアムズは、F1イギリスGPの決勝にむけて2台のリアウイングを変更することを決断。パルクフェルメルールを破ったことで、セルゲイ・シロトキンとランス・ストロールはともにピットレーンからスタートすることになった。

両ドライバーは、F1イギリスGPの予選Q1でDRSを閉じても空力がストールしていたこと原因でスピンを喫していた。

ランス・ストロールはグラベルで身動きが取れずにタイムを記録することができず、それにとってセッションは赤旗中断となった。

セルゲイ・シロトキンはセッション終了間際にコースに復帰したが、タイムを出したドライバーのなかでは最下位となる18番手だった。

ウィリアムズは、問題が最新のリアウイングがフロアと相互に作用してしまったことが原因だとし、以前の仕様のリアウイングに戻し、他のパーツも合わせて変更することを決定した。

セルゲイ・シロトキンは18番グリッド、ランス・ストロールは19番グリッドからスタートする予定だったが、予選後に仕様を変更することはパルクフェルメルール違反となり、自動的にピットレーンスタートとなる。

ウィリアムズの2台は、フリー走行3回目に大クラッシュを喫してシャシーを交換したブレンドン・ハートレーの前に並ぶ。

「我々は金曜日に新しいパーツを持ち込んだが、もっと作業する必要がある」とウィリアムズの技術責任者を務めるパディ・ロウは予選後にコメント。

「我々はDRSのみに関連したフロアのストールという断続的な問題を抱えている。後続のコーナーで十分に回復しない。適切な導入をしたが、新しいパーツに関連すると仮定することができる」

「昨日のFPを終えたときには安定したプラットフォームがあったように思えていた。この現象はこのクルマで以前に見られなかったことであり、実際に他では起きていない。以前のリアウイングはこの点では完全に問題ない」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング