ウィリアムズ
ウィリアムズの常務取締役であるトト・ヴォルフは、2013年ドライバーラインアップは未定であり、候補者の一人であるテストドライバーのバルテリ・ボッタスがパストール・マルドナドかブルーノ・セナのいずれかと交代する可能性はあるというと述べた。

パストール・マルドナドとブルーノブルーノは、F1スペインGPでのマルドナドの優勝を含め、今シーズンに2人合わせて54ポイントを稼いでいるが、何度かポイント獲得のチャンスを逃してもいる。

ウィリアムズは、バルテリ・ボッタスのF1での将来への準備のために金曜フリー走行で走る機会を与え、ブルーノがマシンを譲り渡してきた。

バルテリ・ボッタスのキャリアを財政面で支えてきたトト・ヴォルフは、2013年のドライバーラインナップは今後数カ月で決定する予定であり、バルテリ・ボッタスも候補に入っていると述べた。

「バルテリはF1に行き着くと思う。それは確実だ。問題は我々のマシンの1台に彼を与える、それとも他の誰かが彼に忍び寄っているかだ」

「今後数週間から数カ月で決定を下さなければならないし、それはチームがどの方向に進むかを決定づける。今のドライバーで続行するか、そのうちの1人を変えるか、もしくは2人とも変更するのか? 今の段階ではすべてがオープンだ」

しかし、トト・ヴォルフは、ウィリアムズとボッタスに利益の衝突が生じる可能性もあるため、ボッタスの将来に関する交渉から一步引くだろうと述べた。

「私には彼のマネジメントにおける役割はない。他の者に任せている。だが、準備はしている。言ってしまえば財政的な投資だ。ウィリアムズが来年の彼の将来の一部出ない場合、利益が衝突するので私は干渉しないつもりだ。バルテリにとって何がベストかはミカ(ハッキネン)とディディエ(コトン)に任せる」

トト・ヴォルフはまた、バルテリ・ボッタスのF1入りを急いでいないが、遅かれ速かれ実現するだろうと述べた。

「彼はF1にたどり着く才能があし、F1にたどり着くと期待している。来年になるかその後になるかに関わらず、彼は確実に優れたF1ドライバーの一人になるだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング