フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンは、ポルシェの自動車部門の未保有株50.1%を44億6000万ユーロ(約4460億円)で取得することで合意したことを発表。8月1日に経営統合が完了する見通しとなった。

フォルクスワーゲンは、すでに2009年12月にポルシェAGの株式の49.9%を取得。今回、持株会社のポルシェSEから残りの50.1%の株式をフォルクスワーゲンの普通株1株を加える形で買い取る。

フォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルンCEO「今後はより緊密に協力し、利益率の高いプレミアムカー市場で新たな成長の機会を得られる」と述べた。

「オペレーション業務の統合により、フォルクスワーゲンとポルシェは財務・戦略の両面で将来的に一段と強化される」

ポルシェは、2009年1月にフォルクスワーゲンを子会社化。だが、巨額の負債を抱え資金繰りが悪化。2009年8月にフォルクスワーゲンが逆にポルシェを買収する形で経営統合に合意し、同年12月にフォクスワーゲンがポルシェの株式49.9%を取得した。

ポルシェSEは引き続きフォルクスクワーゲンの親会社として存続する。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フォルクスワーゲン / ポルシェ