バルテリ・ボッタスに朗報 F1新ルールで5グリッド降格ペナルティが消滅
キャデラックF1のバルテリ・ボッタスに、2026年F1オーストラリアGP開幕を前に朗報が届いた。2024年F1アブダビGPで科され、次戦への持ち越しとなっていた5グリッド降格ペナルティが、新しいスポーティングレギュレーションの適用により消滅したためだ。

2026年F1レギュレーションでは、未消化のグリッドペナルティは12か月以内のもののみが適用対象となる。ボッタスのペナルティはこの期間を超えていたため、開幕戦メルボルンでは適用されないことになった。

2024年アブダビGPの接触事故で科されたペナルティ
問題のペナルティは、ボッタスがザウバーで最後に出場した2024年F1アブダビGPでのインシデントによるものだった。

レースのオープニングラップでセルジオ・ペレスと接触して10秒ペナルティを受けたボッタスは、その後ケビン・マグヌッセンのハースF1チームのマシンにも追突。スチュワードからドライブスルーペナルティを科された。

しかしマシンのダメージによりボッタスはそのままリタイア。ペナルティを消化できなかったため、スチュワードはこれを次戦での5グリッド降格ペナルティに変更していた。

2025年不参戦で「次戦」が存在しない状態に
その後ボッタスはザウバーのシートを失い、2025年F1シーズンはメルセデスのリザーブドライバーとして過ごした。レース出場がなかったため、ペナルティを消化する機会が存在しなかった。

このため従来の解釈では、2026年F1開幕戦オーストラリアGPが「次戦」となり、5グリッド降格ペナルティが適用されると見られていた。

しかしスポーティングレギュレーションの改訂により、グリッド形成時に考慮される未消化ペナルティは「過去12か月以内に科されたもの」に限定されることになった。

この規定により、2024年12月のアブダビGPで科されたボッタスのペナルティは対象外となった。

バルテリ・ボッタス キャデラック F1 オーストラリアグランプリ

ボッタス「ペナルティは消えた」
ボッタスはメルボルンで行われたFIAドライバー記者会見で、この状況について次のように語った。

「僕のインスタグラムをフォローしてないの? 20分前に発表したところなんだ」とボッタスは語った。

「どうやらペナルティは消えたらしい。新しいレギュレーションのおかげだ」

「だからグリッド降格はない。いいニュースだね」

またボッタスは自身のインスタグラムでも次のようにコメントしている。

「2026年シーズン最初のレースのためにメルボルンのパドックに戻れてうれしい」

「それだけじゃなくて、いいニュースがある。僕の5グリッド降格ペナルティを覚えているかな? 新しいレギュレーションのおかげで消えたんだ。ハッピーデイズだね」

2025年シーズンをレースから離れていたボッタスは、2026年からF1の新規参戦チームであるキャデラックF1でグリッド復帰を果たす。今回の規定変更により、開幕戦オーストラリアGPはグリッド降格なしでスタートできることになった。

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / F1オーストラリアGP / キャデラックF1チーム