セバスチャン・ベッテル、ミック・シューマッハのF1ルーキーシーズンを称賛 「パドックに最初に来て最後に帰る」
セバスチャン・ベッテルとミック・シューマッハが素晴らしい友人であることは周知の事実だ。そして、4回のF1ワールドチャンピオンはハースF1のルーキーの厳しい最初のシーズンの労働倫理を賞賛した。

アルトンマーティンF1に所属するセバスチャン・ベッテルは、ミック・シューマッハのメンターの役割を果たした。ハースF1は、2022年に次世代F1マシンに焦点を当てるためにVF-21の開発を断念することを決定。ミック・シューマッハはノーポイントでシーズンをF1デビューシーズンを終えた。

セバスチャン・ベッテルは、22歳のミック・シューマッハにとって、そのハースF1のマシンで22戦を戦うことがそれがいかに大変なことだったかを認識している。

「マシンがはるかに遅かったので判断するのは難しいと思う」とセバスチャン・ベッテルは語る。

「でも、よく見ていた人たちにとって、当然、僕はフォローしていたけど、彼はこのようなプアなマシンで素晴らしい仕事をしたし、数回Q2に到達し、レースで力強いショーを見せ、はるかに速い他のマシンと戦い、はるかに速いと思われる先行マシンについていった。それは大変な努力だ」

「さらに言えば、彼はチーム全体を大きく持ち上げた。あのチームのシーズン開始からのオフセットは、彼らが開発を行わずにはるかに遅れていたことで貧弱だったと思う。でも、シーズンを通して見れば、ミックはとても満足しているし、熱心で、仕事に取り掛かれたことに満足しているとだと思う。彼は、最初ではないにしても、毎日パドックに来る最初の人たちのなかの1人であり、最後に帰る人たちのなかの1人だ」

ミック・シューマッハは、20番グリッドからスタートしたF1ハンガリーGPでベストフィニッシュとなる12位を達成し、チームメイトのニキータ・マゼピンが新型コロナウイルスに感染して1台のハースでの参戦となった最終戦F1アブダビGPでは14位でフィニッシュした。

ハースF1は、2021年シーズンを捨てて来季の準備をしてきたので、セバスチャン・ベッテルは、ミック・シューマッハが2022年に彼のパフォーマンスにふさわしいマシンを手に入れることができることを望んでいると締めくくった。

「彼はチームを前進させることに大きな関心を示しているし、彼がコース上で行った仕事や初年度のいくつかの小さな間違いは別としても、彼は素晴らしい仕事をしていると思う」

「だから、来年は彼が自分の実力を示すためにもっと良い仕事ができることを本当に望んでいる」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / ミック・シューマッハ