F1:セバスチャン・ベッテル 「燃料サンプルの規定はもっと寛容性を与えるべき」
アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、F1ハンガリーGPで自身が被った“苦い”失格を回避するために、F1チームには燃料サンプリの要件に関してもっと寛容性を与えられるべきだと語る。

セバスチャン・ベッテルは、F1ハンガリーGPで初優勝を遂げたエステバン・オコンに次ぐ2位でチェッカーを受けたが、レース後、ベッテルのアストンマーティンからルールで必要とされる1リットルの燃料サンプルを抽出できなかったため、レースリザルトから除外された。

アストンマーティンF1は、その後、再審請求を求めるも棄却され、セバスチャン・ベッテルは“苦い”敗北感を覚えた。

今週末のF1ベルギーGPでのシーズン再開に先立ち、セバスチャン・ベッテルは、アストンマーティンF1は燃料問題の恩恵を受けていないと改めて主張。今後、ルールはそのような状況で許容誤差を考慮に入れるべきだと考えていることを示唆した。

「まあ、ルールはルールだと思うし、正直に言うと問題があるとは知らなかった」とセバスチャン・ベッテルは説明した。

「チェックしたところ、燃料が車内になく失格になった。僕たちは車内にあると思ったし、今後もっとうまく処理するよりがあるかどうかは分からないけど、それを行うためにそれほど多くのことが必要だとは思わない」

「何よりアドバンテージはなかったと思うので、とても苦い。次に、意図はなかったし、車内の燃料が少なすぎることを説明する方法もなかった」

「振り返ってみると、ルールのままに僕たちが失格になったことは明らかだと思う」

「先を見据えると、明らかに非常に苦い。その状況の理解は深まったと思う。僕はそれに苦しんだし、他の人に起こることは望まない。もう少し寛容性を持たせるべきだと思う」

「でも、正確に白と黒で紙に書き留めるべきかはわらない。それは他の人が関あげることだ」

セバスチャン・ベッテルの失格により、彼とアストンマーティンF1は、それぞれのチャンピオンシップで18ポイントを獲得できなくなった。ベッテルは“大打撃”だと表現した。

「目標はできるだけ多くのポイントを獲得することだし、可能な場所ならどこでもね。だから、打撃だし、大打撃だ。今、僕たちは前の人たちから20ポイントくらい差をつけられているからね」

「でも、次の機会がいつあるかは分からない。僕たちはそれを掴むためにそこにいなければならない。どうなるか見てみるつもりだ」

「今年はたくさんのレースがある。レースの数と場所は少し不明だけど、たくさんのレースがあり、チャンスがあるので、それを生かせられることを願っている」

F1ハンガリーGPの失格でルイス・ハミルトンが3位から2位に昇格した。セバスチャン・ベッテルは、スパの表彰台で受け取ったF1ハンガリーGPの2位のトロフィーがどこにあるかは分からないと明らかにした。

「トロフィーがどこにあるのか分からない。それ以来見ていない。どっかにあるのは間違いないと思うけどね」

「シャンパンはすでに日曜日の夜に飲んでしまったので、もうなくなっているけどね!」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / アストンマーティンF1チーム