F1 セバスチャン・ベッテル、あと3点のペナルティポイントで出場停止
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGP決勝でのランス・ストロールとの接触に対して3点のペナルティポイントを科せられ、出場停止まであと3点と窮地に追い込まれた。

4番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルはオープニングラップでニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に抜かれるが、翌周のターン1で抜き返して4番手でレースを進める。

だが、6周目にアスカリシケインで単独スピン。コースに強引に戻ろうして後続のランス・ストロールと接触。10秒のストップ&ゴー・ペナルティを科せられた。

12ヶ月以内にペナルティポイントが累積12点に到達するとドライバーは1レースの出場停止となるが、この加点によってセバスチャン・ベッテルは9点に達した。

セバスチャン・ベッテルへの裁定についてスチュワードは「ターン9でコースを外れ、危険な方法でコースに合流した。それによって18号車(ストロール)と接触した。スチュワードはこれを危険なインシデントとみなした」と声明で述べた。

同じようにコース合流時にピエール・ガスリーとニアミスを起こしたランス・ストロールには2点のペナルティポイントが科せられた。レース中にはセバスチャン・ベッテルには10秒のストップ&ゴーペナルティ、ストロールにはドライブルスリーペナルティが科せられている。

セバスチャン・ベッテルは、スピンは“自分のミス”だったが、コースに合流した際にランス・ストロールが来るのが見えなかったと語った。

「良いスタートを切ったが、どこにも行き場所がなく、ポジションを失った。その後、取り戻し、前のクルマに落ち着くことができた」とセバスチャン・ベッテルは序盤の展開を振り返る。

「その後、6周目にスピンしたことでレースを台無しにしてしまった。合流に苦労した。芝生にいたのでランスのことが見えなかった」



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ / F1イタリアGP