F1 セバスチャン・ベッテル ブラジルGP
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1ブラジルGPの予選で計量検査でのインシデントに対して25000ユーロ(約322万円)の罰金と戒告処分を科せられたが、失格やグリッド降格は免れた。

セバスチャン・ベッテルは、F1ブラジルGPの予選Q2で抜き打ちの計量検査に呼び出されたが、FIAスタッフの指示に従わなかったとしてスチュワードから召集された。

いつ雨が強くなるかわからないコンディションの中、できるだけ自分のピットに戻り、新しいタイヤに交換したかったセバスチャン・ベッテルは、コーンを倒して、エンジンを切らずに自走で計量台を通過。“安定した結果を出すことを困難にした”だけでなく、“計量台を破壊した”としてセッション後にスチュワードから呼び出しを受けていた。

予選後、セバスチャン・ベッテルは、不安的なコンディションでできるだけ早くにコースに戻ろうとしてたときに計量に呼ばれたのは“不公平”だと語っていたが、下手をすると予選失格もあり得る行為だった。

スチュワードはインテルラゴスの現地時間16時45分に裁定を発表。セバスチャン・ベッテルに対して255000ユーロの罰金と戒告処分を科した。ベッテルが戒告を受けるのはシーズンで初めてとなる。

セバスチャン・ベッテルは、ポールポジションのルイス・ハミルトンから0.093秒差の2番手だったが、グリッド降格は免れ、フロントロースタートを確保した。

FIAスチュワードが、セバスチャン・ベッテルは、FIAガレージの外でエンジンを止めており、重量を計測できるように計量台に移動したとして、予選失格に相当する計量台で止まらないという違反は犯していないと判断した。

「オフィシャルは計量台に損傷を与える可能性のないよう秩序ある安全な方法で計量プロセスを実施するために計量台でドライバーに指示を出している」とスチュワードは声明で発表。

「スチュワードは、ドライバーがオフィシャルから指示された時にエンジンを止めず、計量台に走行して乗ることを防ぐために置かれたコースを倒したことを観察した」

「当時、彼にはオフィシャルからクルマの前に立っている“ブレーキをかけろ”というサインを示されていた。オフィシャルに当たって邪魔をするようなことはなかったが、計量台に走行して乗った。彼はその後エンジンを止めた」

「計測が行われた後、彼はオフィシャルが計量台からクルマを押し出すのを待たなかった。ストゥワードは彼がオフィシャルからの指示を誤解していたかもしれないと認めているが、彼はクルマを再び始動し、計量台から走行して降りた。それは計量台にダメージを与える可能性があるため手順にはないことだが、今回彼はそうした」

「クルマの後ろから投げ出された計量台によって誰も怪我をしておらず、スチュワードはドライバーが無謀な方法で計量台から走行して降りていないことを受け入れている。だが、計量台に損傷を与えたり、危険な状況になる可能性を避けるために手順は確立されており、それが今回起こった」

「スチュワードは、ドライバーが安全とイベントの秩序立った進行のための関連職員の指示に従わなかったとして、戒告(ドライビングに関連しない)と25000ユーロの罰金を科すことにした」

関連:F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | F1ブラジルGP