F1
2017年の開幕戦F1オーストラリアGPを制したセバスチャン・ベッテルが、表彰台でその喜びを語った。

2番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、レース序盤はルイス・ハミルトン(メルセデス)に先行を許した。

しかし、タイヤに苦しむルイス・ハミルトンに対して、メルセデスは18周という早めのピットインを選択。だが、コース復帰した後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろで身動きが取れなり、タイムを失った。

一方、フェラーリは24周目にセバスチャン・ベッテルをピットイン。見事に逆転に成功。最終的にセバスチャン・ベッテルは、ハミルトンに9秒975をつけて優勝。自身とフェラーリにとって2015年シンガポールGP以来の優勝。ベッテルにとっては通算43勝目、フェラーリでは4勝目。

表彰台の頂点に立ったセバスチャン・ベッテルは「信じられない!素晴らしいグランプリだった」とコメント。

「僕たちが必要としていた結果だ。スタッフはあまり寝ていない。チームは本当に頑張ってくれたので良かったよ。ファクトリーのみんな、ありがとう。クルマも走っていて楽しかった。素晴らし一日だ。ありがとう!」

「長い道のりだけど、今は興奮しているし、とにかく嬉しい」

「厳しい冬だったし、スタートはあまり満足できなかった。ちょっとナーバスになっていたかもしれないね! ちょっとホイールスピンがあった。ルイスの方が良かった。バルテリと1コーナーで戦って、その後はずっとプレッシャーをかけていた。

「僕たちは戦うためにここにいる。ルイスがトラフィックに引っかかってくれたのはラッキーだった。あとは本当にクルマが良かった。トラックのサポートも本当に素晴らしかった。最後のセクターはずっと旗が見えて嬉しかったよ」

「もっとプッシュできそうなクルマだ。去年はプッシュするとタイヤがドロップオフするところがあった。今年もそういう傾向はあるけど、どんどんプッシュし続けることができるし、グリップもいい。ハードタイヤでもデグラデーションがなくて、ずっと走れると思ったよ!」

フェラーリは、キミ・ライコネンも4位でフィニッシュして、コンストラクターズ選手権をリード。2014年にV6ターボエンジンが導入されて以来、メルセデスがどちらの選手権でもリードをしていないのは初めてとなる。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / スクーデリア・フェラーリ / F1オーストラリアGP