初優勝を遂げたセバスチャン・ベッテル(イタリアGP)
セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)が、イタリアGP決勝レースで史上最年少となる初優勝を遂げた。

ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルが完璧なレース展開で見事な初優勝を遂げた。21歳73日での優勝はF1史上最年少記録。トロ・ロッソにとっても、ミナルディ時代から数えてチーム初優勝となった。160名ほどのプライベーターであるトロ・ロッソがF1で優勝することも快挙といえる。

「信じられないよ。レース中、全てがうまくいっていて、問題もなく、戦略もうまくいった。最後にチェッカーをうけたときに全てが真っ白になったよ。ピットまで戻ってくるラップ、セレモニー全てが感動的だった。人生最良の日だ。この感動的な日を一生忘れない。想像していた以上だよ。本当にチームのみんなにお礼をいいたい。」

「シーズンのスタートは良くなかったので、どんどん良くなっていたけど、まさかここまでこれるとは思っていなかった。努力して、チーム夜遅くまで頑張ったので、こういったカタチでまとめられて良かった。」

「スピードトラップ的に言うと、ドライだと思っていたのでダウンフォースのコンフィグレーションをドライレベルに置いていて、そのまま触らなかったのでストレートイラインはたぶん他のチームより少し速かった。セーフティカースタートに助けられた部分もある。視界の問題がなかったのも良かった。それがヘイキに対して6〜7秒の大きなギャップを稼ぐことができた。その後もプッシュして、少しやりすぎて失いそうなときもあった。水があったからね。中盤、水が無くなって、左・右のタイヤを冷やそうとしたときにトリッキーな部分があった。」

「最後のスティント、良いポジションだったので、ヘイキよりもちょっと長めだったので、彼がインターミディエイトだったので、エンジニと話してインターミディエイトにした。良い判断だった。本当にパーフェクトなレースだった。信じられない。なんて言っていいのかわからないよ。」

「最後はもちろん考えたよ。P1が付いたから、ピットストップもないし行けるかなと思った。あとはとにかく頑張れろうと思った。全ラップ集中したよ。もちろん、エンジンのことなどを考えなければならないけど、とにかく注意を払った。特に終盤、コーナーによってドライラインが出てきたときは、とにかくラインを外さないようにした。ちょっとでもワイドになればコースオフしてしまうので、とにかく集中力を切らさないようにプッシュした。あとは後ろとのギャップを開くようにしたよ。とにかく信じられない。」

セバスチャン・ベッテル 初優勝

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / トロロッソ