フェルスタッペンのメルセデスF1移籍説再燃 父ヨスとトト・ヴォルフが会談

舞台となったのはメルセデスのホスピタリティエリアだ。Sky F1の中継中、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフと、フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンが談笑する様子が映し出され、パドック内では“メルセデス移籍説”が再燃する形となった。
フェルスタッペンの将来に再び注目
マックス・フェルスタッペンはレッドブルと2028年末まで契約を結んでいるものの、成績条項に関連した離脱オプションの存在が以前から噂されている。
PlanetF1によれば、その条項は「夏休みまでにランキング2位以内を維持できなければ発動可能」とされており、現在ランキング7位に沈む状況が、再び移籍話を活性化させている。
2026年シーズンのフェルスタッペンは、新レギュレーションへの不満を隠しておらず、そもそもF1継続自体を検討しているとも報じられている。もし参戦を続ける場合、その舞台がレッドブルではない可能性が再び現実味を帯び始めた。
Sky F1が“決定的瞬間”を中継
Sky F1のクレイグ・スレーターは、ジョージ・ラッセルがカナダGPでプレッシャーを受けているかを問われ、「そうだと思う。しかも、ここ数分でさらにプレッシャーが増したかもしれない」と語った。
その直後、中継カメラはメルセデスのホスピタリティを映し出し、そこにはヴォルフとヨス・フェルスタッペンの姿があった。
スレーターは続けて、「見てください。メルセデスのホスピタリティに来ている人物を」と語り、パドック内の空気を象徴するシーンとして紹介した。
さらにスレーターは、「マックスは夏休みまでにランキング2位以内にいなければフリーエージェントになる可能性がある。おそらくそうならないだろう」と説明した。
その上で、「ザク・ブラウンも、もしマックスが移籍するとしたら行き先はメルセデスだろうと語っていた」と付け加えた。
“GT3メルセデス化”も憶測を後押し
今回の噂をさらに加速させているのが、フェルスタッペンのGT3活動だ。
フェルスタッペンは2026年シーズン、自身のGT3プログラムでアストンマーティンからメルセデス製マシンへとスイッチしている。先週のニュルブルクリンク24時間レースでも、#3メルセデス車両で勝利争いを展開していた。
こうした背景もあり、パドックでは「すでにメルセデスとの関係構築が始まっているのではないか」という見方も出始めている。
もっとも、今回のヨスとヴォルフの会話が実際にフェルスタッペンの契約交渉だったという証拠はない。
実際、ヴォルフ本人は最近になって「マックスとの話し合いは行っていない」と明言しており、「現在の2人のドライバーに非常に満足している」と語っている。
ただ、パドックにおいて“偶然の会話”がこれほど大きな意味を持つのもF1の世界らしい。レッドブルの競争力低下とメルセデス復調の流れが続く限り、フェルスタッペン移籍説は今後も消えることはなさそうだ。
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