フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍を容認「止めるのは愚か」
マックス・フェルスタッペンは、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが2028年にマクラーレンへ移籍することについて、「自分の側から彼を引き留めようとするのは愚かだ」と語った。

ランビアーゼは2016年にフェルスタッペンが当時のトロロッソからレッドブルへ昇格して以来、レースエンジニアとしてコンビを組んできた。過去10年にわたって築かれた関係は、4度のドライバーズタイトルと71勝を支えた、現代F1でも屈指の成功例となっている。

ランビアーゼのマクラーレン移籍に理解
ランビアーゼは近年、フェルスタッペンのレースエンジニアを続けながら、レッドブルのヘッド・オブ・レーシングも務めていた。その後、2028年からマクラーレンでチーフ・レーシング・オフィサーに就任することが今月発表された。

今週末のF1マイアミGPを前に、フェルスタッペンはこのニュースと、F1で最も成功したパートナーシップのひとつが解消される見通しについて問われた。

「そのことについてはしっかり話をしたし、ああいうチャンスを得たときに、僕の側から彼を引き留めようとするのは愚かだ」

フェルスタッペンは、ランビアーゼの決断を前向きに受け止めていると語った。

「彼のことを本当にうれしく思っている。僕たちは今年も来年も一緒に仕事をする。キャリアの中では時代も変わっていくし、彼にとって本当にいいチャンスだった。だから僕は彼のためにうれしく思っているし、チームとしては一緒に前へ進み続け、前を見続けている。チームの将来のために、彼の後任として最適な人材を見つけようとしている」

「同じ理解と相性をもう一度見つけるのは簡単ではない」
フェルスタッペンとランビアーゼの関係は、単なるドライバーとレースエンジニアの枠を超えたものだった。無線でのやり取りやレース中の判断を含め、両者の信頼関係はレッドブルの成功を支えてきた。

フェルスタッペンは、ランビアーゼの後任探しが簡単ではないことを認めている。

「僕たちがお互いに持っている全般的な理解と、相性は本当にうまく機能している」

「それはレースの世界ではとても珍しいことだと思う。あれほどしっかり噛み合うドライバーとエンジニアは、そう頻繁に見られるものではない。もちろん、それは僕がもう一度見つけようとしなければならないものだ。簡単なことではないけれど、ときにはそういうことも起きる」

ランビアーゼは2027年末までレッドブルに残り、フェルスタッペンとの仕事も継続する。だが、2028年に向けてレッドブルは、競技運営面とフェルスタッペンのレースエンジニアリング体制の両面で、大きな引き継ぎを進めることになる。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1マイアミGP