マックス・フェルスタッペン F1に不満継続 ニュルブルクリンクは「10点満点」

それでも、この週末そのものはフェルスタッペンにとって大きな充実感を伴うものだった。一方で、2026年のF1に対する不満は依然として強く、レッドブルの戦闘力不足だけでは説明できない苛立ちもにじませている。
ニュルブルクリンクは「間違いなく10点」
フェルスタッペンは、ニュルブルクリンクでの体験を10点満点でどう評価するかと問われると、「間違いなく10点だ」と語った。
フェルスタッペンは2026年F1レギュレーションへの不満を隠しておらず、新時代のマシンについて繰り返し批判してきた。
ただし本人は、その苛立ちが単純にレッドブルの競争力不足によるものではないと強調している。
RB22は大幅な重量超過
そんな中で明らかになったのが、RB22が最低重量基準に対して大幅なオーバーウエイトの状態にあるという実情だ。その差は最大で28.5kgに達しているとされ、最低重量基準と比べると1周あたりおよそ1秒を失っている計算になる。
シミュレータードライバーのルディ・ファン・ビューレンは、その影響について次のように説明した。
「そのオーバーウエイトによって、彼らは1周あたり1秒を失っている」
「レッドブルにとって大きな改善点は、重量面にある」
フェルスタッペンの不満は運転スタイルにも及ぶ
それでも、フェルスタッペンの批判の多くは、現在のレギュレーションが求めるドライビングスタイルそのものに向けられている。とくに強いエネルギーマネジメントや、リフト・アンド・コーストを多用しなければならない点に不満を示している。
元ドライバーでGPDA会長でもあるアレックス・ブルツは、フェルスタッペンの立場に理解を示した。
「彼がこの状況に満足していないのは明らかだ。チームの置かれている位置もそうだし、レギュレーションについてもそうだ。我々はその気持ちを100パーセント理解できる」とブルツはORFに語った。
「ただ、明日や明後日にそれを変えることはできない。今できるのは、慣れていくことだけだ」
ブルツは、時間の経過とともに改善は進むとの見方も示している。
「各チームは改善していくし、彼のチームも改善していく。パフォーマンスはもっと拮抗したものになっていくだろう」
さらにブルツは、現在のフォーマットにはより根本的な問題があるとも指摘した。
「本来は、最も長くアクセルを踏み、最も少なくブレーキを踏んだ者が報われるべきだ」
「今はまったく逆になっている。そして、それがクールではないと感じるのは理解できる」

4月の空白期間はノルドシュライフェで走行か
現時点でフェルスタッペンは、4月のカレンダーの空白期間を利用して、さらにノルドシュライフェでの走行機会を増やす見通しだ。バーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となったことで、4月には時間的余裕が生まれている。
フェルスタッペンは今後について次のように語った。
「できる限り多くレースをしたいと思っている」
「何が可能なのかを見ているところだ」
ラルフ・シューマッハは集中維持を求める
一方で、ラルフ・シューマッハはフェルスタッペンに対し、本来の役割により集中すべきだと警鐘を鳴らしている。
「マックスはもっと集中する必要がある」とラルフ・シューマッハは語った。
「今年は彼にとってベストなマシンがない。そして、無理をしすぎるとミスを犯す」
「今は状況を受け入れ、チームを助ける時だ」
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