F1:マックス・フェルスタッペン GT3デビュー戦ニュルブルクリンクNLSで圧勝
4度のF1世界王者であるマックス・フェルスタッペンは、土曜日にニュルブルクリンクで開催されたNLS耐久シリーズでGT3レースデビューを果たし、フェラーリで優勝した。

バーチャル耐久レースではおなじみのレッドブルF1ドライバーは、この参戦準備の一環として、ここ数カ月にわたりフェラーリ296 GT3でニュルブルクリンク北コースを走り込んできた。

フェルスタッペンは2週間前にポルシェGT4で走行し、ニュルブルクリンクでの参戦資格を取得した。

プロカテゴリーのエミル・フレイの名の下、クリス・ルルハムとともにVerstappen.com Racingとレッドブルのカラーリングをまとってエントリーした31号車は、土曜日の4時間レース(ニュルブルクリンク耐久シリーズ/NLS)の予選で3番手につけた。

その際、最後のアタックでトラフィックに引っかかり、ポールポジションを逃したと不満を口にしていた。

マックス・フェルスタッペン GT3 ニュルブルクリンク

しかし、その妨害は濃霧で開始が遅れたセッションの中で起きたものに過ぎず、最終的には重要ではなかった。フェルスタッペンはフェラーリで最初のスティントを担当し、序盤に快適なリードを築いた後、レース後半をルルハムに託した。

31号車は一時、後続に1分以上の大差をつけたが、その差はルルハムが最終ピットストップに入る頃には縮まっていた。

終盤、ルルハムは31号車を20秒以上前に保ち、デビュー戦のフェルスタッペンと自身に勝利をもたらした。

31号車は、デニス・フェッツァー、ヤン・マーデンボロー、ファビオ・シェラーが駆るハウプト・レーシングの9号車フォード・マスタングを抑えて勝利した。

プロクラスの表彰台を締めくくったのは、ビンセント・コルブとフランク・スティップラーがドライブするハウプト・レーシングの6号車だった。

フェルスタッペンはこのイベントに向けて、将来的な夢はニュルブルクリンク24時間レースに参戦することだと語っていた。

今回のNLSデビュー勝利は、1週間前のF1アゼルバイジャンGP優勝に続くものだ。

フェルスタッペンは来週末のF1シンガポールGPに戻り、連勝を伸ばしてタイトル争いに食い下がる構えだ。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング