マックス・フェルスタッペン F1オランダGP初日「大きな改善は期待できない」
マックス・フェルスタッペンはF1オランダGP金曜フリー走行を終えて、予選に向けて「大きな改善は期待できない」と語り、ザントフォールトのサーキットレイアウトがレッドブルRB21の「根本的な弱点」を露呈していると認めた。

母国グランプリの初日もフェルスタッペンは不満を募らせた。夏休み前のハンガリーGPに続き、RB21のパフォーマンス不足が表面化し、チームは依然として解決できない問題を抱えている。

数多くのセットアップ変更を試したものの改善は見られず、ザントフォールト特有の長いコーナーが弱点をさらに際立たせたと説明した。

「特別なことは何もない」フェルスタッペンはSky Sports F1にそう語った。「同じ問題で苦しんでいる。いろいろ試したけど、根本的な問題に関しては何も変わらないんだ。だから、今夜のうちに少しでも見つけられるかどうかを見てみるけど、大きな改善を期待するつもりはない。トリッキーだし、このサーキットのレイアウトは僕らが抱えている問題に合っていないと思う」

苛立ちはさらに募った。FP1終盤、ターン1でブレーキングを誤って直進し、グラベルに突っ込んでストップ。マシンは砂利に埋まり、コクピットを降りざるを得なかった。

一方、ライバル勢は順調に進んだ。マクラーレンのランド・ノリスが両セッションでトップタイムを刻み、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソも僅差で続いた。フェルスタッペンにとって、予選で前を争うのは容易ではないことを示した。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 オランダグランプリ

ザントフォールトのレイアウトがレッドブルの苦戦を露呈
特に問題が表れたのはザントフォールトの中盤区間だ。「第2セクターだね。あそこが一番の問題だ。長いコーナーが多いから良くない」とフェルスタッペンは明かした。

週末に向けての展望も厳しい。「トップ5に入るだけでも本当に難しいと思う。そういう感じに見える。まあ、明日になれば分かるけどね」と苦しい状況を認めた。

一方、レッドブルのもう一方のガレージでは角田裕毅が波乱の初日を迎えた。FP1でコースオフを喫して16番手に沈んだが、午後には持ち直し、FP2で7番手に浮上した。

なお、レッドブルは今大会に小規模なアップグレードを投入している。RB21のフロントウイングに変更を加え、コード長を延ばしたフロントフラップを導入。FIAのアップグレード報告によれば、これは「角度を通じて得られるロードを増加させる」ことを意図し、「ザントフォールトの要求により適合させる」ためだとされている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1オランダGP