マックス・フェルスタッペン レッドブルF1にジョージ・ラッセルとの接触を謝罪

フェルスタッペンは、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われたレースの終盤に起きた奇妙な接触事故により、10秒のタイムペナルティに加えてペナルティポイント3点を科された。この接触は、彼が故意にメルセデスのラッセルに衝突したように見えた場面だった。
レース終盤、フェルスタッペンは3番手を走行していたが、セーフティカー導入を受けてピットインし、レッドブルに残っていた唯一の新品タイヤであるハードタイヤに交換。しかしリスタート後、シャルル・ルクレールにあっさり抜かれてしまった。
その後、ターン1でラッセルがオーバーテイクを試みるもフェルスタッペンはポジションを守り続けた。しかし無線でジャンピエロ・ランビアーゼからポジションを譲るよう指示されると、一度は抗議したものの、結局それに従うように見せかけた直後、ラッセルとの接触が発生した。
フェルスタッペンは月曜日、SNS上で「起こるべきではなかった」と投稿したが、正式な謝罪声明は出していない。

しかしホーナーによれば、フェルスタッペンはレース直後のデブリーフィングで、自らの非を認めたという。
ホーナーは自身のInstagramにこう投稿している。
「スペインで3連戦が締めくくられた。バルセロナを後にする今、我々はもっと多くを得られなかったことにフラストレーションを感じている。チームとしては3ストップ戦略で攻めたが、これはより良い戦略だった。セーフティカーさえなければ、ランド(・ノリス)にあそこまで迫ることもできなかっただろう」
「セーフティカーは、我々の戦略にとって最悪のタイミングで出た。古いタイヤで走り続けるか、新品のハードタイヤに賭けるかの二択だった。後からなら何とでも言えるが、その時点で得られていた情報を基にベストな決断を下したつもりだ。結果的には悔しいものになった。マックスにとってはイージーな表彰台と良いチャンピオンシップポイントになるはずだったからだ」
「マックスはデブリーフィングで、ラッセルとの接触について謝罪した」
「セーフティカーは角田裕毅のレースにも影響を与えた。あのままならポイント圏内、少なくともそのすぐ近くにいたはずだ。レース展開を見れば明らかだ」
「だが、それがレースだ。一瞬で流れは変わる。だからこそ我々はこのスポーツに魅了され、夢中になるのだ。厳しい週末だったが、ここから数週間の間にクルマのセットアップ改善に取り組み、モントリオールで巻き返すつもりだ」
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1スペインGP