フェルスタッペン F1中国GPスプリント予選2番手は「モチベーションが上がる」

金曜日の唯一のプラクティスセッションでは、セッション終盤に赤旗中断があったこともあり、ソフトタイヤでのラップタイムを記録することができなかったフェルスタッペンは、スプリント予選に臨むにあたり、参考となるデータを持たずに臨むこととなった。
それにもかかわらず、レッドブルのドライバーは、土曜日のスプリントのポールポジション獲得を、SQ3でフェラーリのルイス・ハミルトンにわずか0.018秒差で逃した。
ポールポジションをわずかな差で逃したことについて、悔しいのか、それともマクラーレンなどと比較してこれまでペースが不足していたことを考えると、パフォーマンスに満足しているのかと尋ねられたフェルスタッペンは「とても嬉しい。最初のプラクティスではかなり遅れていたと思うので、正直に言ってフロントローに並ぶことができてとても嬉しい」と語った。

「ラップは非常によかった。ミディアムタイヤからソフトタイヤに履き替えて、参考になるものがない中でラップを完璧にこなすのは、いつも非常に難しい。もちろんポールポジションから0.18秒遅れているが、いずれにしてもフロントローに並ぶことなどできなかったはずだから、2位になれてとても嬉しい」
セッション前にチームがRB21に多くの変更を加えたかどうかという点について、フェルスタッペンは次のように付け加えた。「劇的な変更は何もしていない。なぜなら、バランスが大幅に崩れているとは思わないからだ。ただ、僕らはあまりにも遅すぎるんだ!」
「でも、これは僕たちにとっては良いことだ。ラップタイムをキープし、持てる力を最大限に発揮しようと努力し続けることは、みんなにとって良い刺激になると思う。同時に、ペースが少し苦しい状況にあるときには、それも必要だ」

そのことを念頭に置き、どれほどオーバーパフォーマンスしたかと詰め寄られた際、現世界チャンピオンの彼は次のように答えた。「いつも非常に難しい質問だが、予選では自分がやっていたことに満足していた」
最初のプラクティスでは好調だったマクラーレンだが、オスカー・ピアストリとランド・ノリスがそれぞれ3位と6位でスプリント予選を終えた。それでも、フェルスタッペンは土曜のスプリントでは、マクラーレンが依然として脅威であると信じている。
「最後の走行まではとても速かったと思うので、彼らを後ろに抑え続けるのはとても難しいだろう。でも、うまくいけば楽しいレースになるだろう」と2フェルスタッペンはコメントした。「僕たちはみんな... 接近しているとは言えないが、少なくとも少しは競い合える。それは僕にとって素晴らしいことだ」
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