マックス・フェルスタッペン F1ベルギーGP決勝「ポジティブなレース」
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5基目の内燃エンジン搭載によって10グリッド降格の11番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、スタートで2つポジションを上げ、すぐにトップランナーの座に返り咲いた。
第1スティントでサインツの後ろに引っかかったのも助けにはならなかったが、オーバーテイクが難しいのは事実で、特に2回目のピットストップでタイトルのライバルであるノリスをアンダーカットしたことを考えると堅実な結果となった。
「11番手からスタートしたことを考えると、チャンピオンシップを争っているランド・ノリス(マクラーレン)より前で終えることができて、ポジティブなレースになったと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。
「戦略的にもできる限りのことをやったし、いいスタートも切ることができた。DRSの渋滞からなかなか抜け出すことができなかったが、それでも最善を尽くした」
「ミディアムタイヤでスタートし、再びミディアムタイヤ、最後はハードタイヤでの2ピット戦略はタフで、ハードタイヤからスタートすればさらにポジションを上げることができたかもしれないが、それでも今日は最良の結果を出すことができたと思う」
「11番手からのスタートで前方までポジションを上げることは難しい状況だったので、パフォーマンス面では満足のいく結果となった」
「サマーブレイクで少しリラックスできるのを楽しみにしているけど、同時にシーズンの後半に向けての改善策を探していきたいと思う。チームは全員がすばらしい仕事をしてくれているので、十分に休みを取ってもらいたい」
「いいシーズンのスタートを切ることができ、ここ数戦は少し苦戦しているけど、解決に向けて努力している」
「次戦は母国のオランダ・ザントフォールトでのレースとなる。タイヤマネジメントが重要となるタフな戦いが予想されるけど、母国のファンの皆さんに会えることを楽しみにしている」
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