マックス・フェルスタッペン F1優勝回数でセバスチャン・ベッテルに並ぶ
マックス・フェルスタッペンが2023年のF1世界選手権でさらなる勝利を収め、ラスベガスグランプリを制したこの日は、レッドブル・レーシングにとって記録破りの日となった。

フェルスタッペンは5秒のタイムペナルティから挽回して、今年18回目の勝利を収めた。フェルスタッペンは勝利のためにチームメイトのセルジオ・ペレスとシャルル・ルクレール(フェラーリ)を追い抜く必要があったが、終盤に4秒の差を広げた。

また、ファイナルラップでルクレールをかわしきれなかったペレスにトウを与えようとするなど、チームプレーも見せた。

フェルスタッペンは今回の勝利で、元レッドブルのセバスチャン・ベッテルに並ぶ53勝を達成。これにより、3度のワールドチャンピオンよりも多くの勝利を収めているのはルイス・ハミルトン(103勝)とミハエル・シューマッハ(91勝)だけとなった。

歴代1位のハミルトンとフェルスタッペンとの差は50勝であり、レッドブルがこのままのレベルで優位に立ち続ければ、2026年にはハミルトンのすぐ後ろに迫っているかもしれない。

レッドブル・レーシングにとっては、シーズン20勝目となり、コンストラクターとしてはシーズン最多となった。これは、21レース中19勝を記録した2016年のメルセデスの記録を破ったことを意味する。

レッドブル・レーシングはこれまで21レース中20勝を収めているが、優勝を逃したのはシンガポールGPだけだ。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / セバスチャン・ベッテル