フェルスタッペン、レッドブルF1に信頼性の問題の解決を強く要求
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フェルスタッペンはドライブシャフトの問題で予選Q2でノックアウトとなり、15番手でレースをスタートした。しかし、フェルスタッペンは、レースで3位となったジョージ・ラッセルに約20秒差の2位でフィニッシュした。
レッドブル・レーシングの猛烈なペースにもかかわらず、それでもフェルスタッペンは自分の週末にあまり感心していない。
レッドブルが残りの9チームとの差をいつまで維持できるかという質問に対してフェルスタッペンは「もちろん、ずっとそうであってほしい。でも、クルマのペースだけでなく、問題なく信頼できることを確認する必要がある」と答えた。
「バーレーンでの最初の週末は、テストからレースウイークエンドへの大きなバランスシフトと、その裏で起こっていたいくつかの事柄のために、あまりクリーンではなかった。プラクティスが3回とも好調だったのに予選で問題が出てしまった」
「もちろん、2位まで挽回できたのはいいことだし、チーム全体としてはみんな喜んでくれている。でも、個人的には不満だ。2位になるためにここにいるわけではないからね」
「特にファクトリーに戻ってからも、いい状態でここに到着できるように、すべてを完璧にするために懸命に働いているのにリカバリーレースを行わなければならない。それ自体は嫌いじゃないし、構わないけどね。でも、チャンピオンシップを争っていて、それが2台の車の間にあるように見えるときは、その2台の車が信頼できるものであることを確認しなければならない」
2位でフィニッシュすることが日曜日のレースに向けて思い描いていたことだった質問されたフェルスタッペンは「あまり考えていなかった。でも、セーフティカーの有無にかかわらず、現実的には2位が最高だったと思う」と答えた。
「最初の数周はクルマについていくのが大変だった。ストリートサーキットで高速コーナーが多く、壁も近いし、追い風のような効果もあって、クルマはとっ散らかっていた」
「何周かすると、少しずつ落ち着いてきたし、1台ずつ追いかけていくことができた。ペースは良かった」
「もちろん、セーフティカーはレースに戻るするのに役立ったけど、リスタートではチェコ(ペレス)などに時間を奪われすぎてしまった。いったん2位になった後は、デグがあまりないコースでは、かなりのギャップだった」
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フェルスタッペンはレース終盤、ドライブシャフトの不具合を訴える声が聞かれた。チームは不具合を確認できなかったとしながらも、ペレスの優勝を追いかけるのをやめるには十分だった。
「少しギャップを縮めようとしたが、ある時点でドライブシャフトとリアに振動が発生した」とフェルスタッペンは語った。
「チームは何も確認することができなかったけど、振動が出始めてからは、バランスに何かおかしななことが起こっていたと確信している」
「ある時点で計算した。残り10周だけでは最後まで差を縮めることはできなかっただろうし、ある時点ではクルマに問題を起こさずに2位に甘んじることの方がより重要だと思った」
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング