マックス・フェルスタッペン 「この勝利をマテシッツに捧げる」 / F1アメリカGP
マックス・フェルスタッペンは、F1アメリカGPでの2022年のF1シーズン最多勝利記録に並ぶ13回目の勝利を、昨日亡くなったレッドブルの故ディートリッヒ・マテシッツに捧げた。

マックス・フェルスタッペンが素晴らしい激闘の末にアメリカGP決勝を制し、オラクル・レッドブル・レーシングにとって5回目のF1コンストラクターズチャンピオンを確定させた。

スタートでポールシッターのカルロス・サインツ(フェラーリ)をかわし、歴代最多タイとなるシーズン13勝目を挙げる理想的なポジションにつけていたマックス・フェルスタッペンだったが、2回目のピットストップでトラブルに見舞われた結果、ポジションを大きく落とした。

しかし、レッドブル・レーシングにとって特別な意味を持っていたこのレースでマックスを阻むものは皆無だった。前戦の日本でワールドチャンピオン2連覇を決めたマックス。フェルスタッペンは再び上位勢に襲いかかり、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜き去って優勝を掴んだ。

最後のフィニッシュラインを通過した後、マックス・フェルスタッペンは彼の勝利は「間違いなくディートリッヒのためだった」と語った.

「全力を尽くした」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

「おめでとうみんな、なんて素晴らしいシーズンだ。コンストラクターズおめでとう、君たちは本当にそれに値する」

パルク フェルメで車から降りたマックス・フェルスタッペンは、チームが見事にタイトルを獲得できたことに満足していると語った。

「もちろん、ここでコンストラクターズを獲得する大きなチャンスがあった。もちろん、それをスタイリッシュにやりたいと思っていた。今日はそれができたと思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

ディートリッヒ・マテシッツが亡くなった翌日、チームが5度目のコンストラクターズタイトルを獲得したことは、「間違いなくチームにとって大きな意味がある」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

「彼はチーム全体にとって非常に重要であり、非常に助けになってくれた」

「もちろん、それはすべて続くだろうけど、今日は本当に良い結果を出したいと思っていたし、これはもちろん素晴らしいことだ」

ピットストップの遅れの後、勝利を確保するために、マックス・フェルスタッペンは、2021年のチャンピオンシップのライバルであるルイス・ハミルトンを追い抜かなければならなかった。DRSを使用してメルセデスを追い抜く前に、ペアには短いスクラップがあった。

「いくつかのコーナーでバトルがあった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「でも、とにかくこれはバトルに最適なトラックだ。1つのコーナーで抜かれても、次のコーナーで戻ることができるし、ここで運転するのは本当に楽しい」

マックス・フェルスタッペン F1 アメリカGP

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