レッドブルF1のマックス・フェルスタッペン 「RB18にブレーキダストの問題はない」
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、RB18の設計のおかげで、一部のライバルとは異なり、ブレーキダストが顔に吹き付けられるという問題を抱えていないと語る。

F1オーストリアGPでは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが、レース後にAMR22を降りた後、黒く汚れた顔のままカメラの向かってこの問題を提起した。

セバスチャン・ベッテルは、それがフロントブレーキから出るブレーキダストであることを明かした。

「正直に言うと、今年のブレーキダクトの設計では、フロントアクスルがすべてのブレーキダストを顔に吹き付けている。良くことではないし、取り組む必要があると思う。カーボンダストを吸い込むのに明らかに健康的に良いことではない」とセバスチャン・ベッテルはSky F1に語った。

アストンマーティンF1のマシンにとっては問題だが、マックス・フェルスタッペンはレッドブル・レーシングでそれを経験したことがないし、それはフロントブレーキの設計にあると語った。

「基本的には、ドラムをどのように設計するかによって異なる」とセバスチャン・ベッテルはGPFansに語った。

「僕は経験したことがないけど、顔に当たるように設計されているものもある」

「繰り返しになるけど、設計の選択肢を制限することはできると思う。もっと外側に向かけるべきだ」

「ブレーキダストは見れば、必ず左右に出ているので大丈夫だ」

ジョージ・ラッセルによると、メルセデスF1チームもアストンマーチンと同じ問題は抱えてない。

「僕は何の問題もなかった」とジョージ・ラッセルは語った。

「多くの人が問題を抱えていることは知っているけど、マックスが言ったように、僕たちは異なるデザイン哲学を採用しているので、ドライバーの健康と安全に影響を与える何かをする可能性をチームに与えないのはFIAの責任だと思う」

FIA(国際自動車連盟)は、オーストリアグランプリの後に、ドライバーの健康に関わる問題であるため、この問題を真剣に検討すると発表した。

この問題が提起されるのは初めてではない。バルテリ・ボッタスは、メルセデスF1チームにいた2019年にこの問題について話している。

「ブレーキからダストが出ているのは確かだけど、それは最小限だ。前方の車のもので、常にそこにある」とバルテリ・ボッタスは語った。

「レース後に鼻をかむといつでも黒いけど、毎年それが身体にどんな影響を与えているかは分からない」

「誰も調べたことはなかったと思う。きれいな空気を吸いたいけど、何ができるかは分からない」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング