F1王者マックス・フェルスタッペン、インディ500には興味なし「命を危険に晒す」
F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、インディ500は「命を危険に晒す」レースだととらえており、モータースポーツの有名は「トリプルクラウン」を追いかけることはないと語った。

モナコグランプリ(F1)、インディ500(インディカー)、ル・マン24時間レース(WEC)は、世界3大レースに数えられ、その3つで優勝することは「トリプルクラウン」と称されている。実際にそれを達成したドライバーはグラハム・ヒルただ一人しかいない。

現役レーシングドライバーでは、2人のドライバーがそのうちの2つで勝利を収めている。フェルナンド・アロンソは、モナコグランプリを制しており、2018年と2019年にル・マン24時間レースで優勝している。しかし、インディ500は3回の調整をしているものの、勝つことはできてない。

ファン・パブロ・モントーヤは、モナコグランプリと2回のインディ500優勝を達成しているが、ル・マン24時間レースは手の届かないところにある。LMP2でクラス優勝を果たしており。それ自体は非常に印象的な偉業だが、それは全体的な勝利とは見なされていない。

モナコグランプリを制しているマックス・フェルスタッペンは、同じ日に行われる世界で最も挑戦的なオーバルレースであるインディ500に参戦することに興味があるかどうか質問された。

「トリプルクラウンを追い求めたいという願望はない。少なくとも、インディカーではない」とマックス・フェルスタッペンは答えた。

「彼らがやっていることの真価は認めている。常軌を逸している。そこでドライバーが達成したことを非常に尊敬しているけど、特に僕にとっては、特にF1にすでに長い時間を費やしている今、そこで命を危険にさらしたり、自分自身や足を傷つけたりする必要はない・・・」

「もうそこに価値は見いだせないと言っておこうかな」

しかし、マックス・フェルスタッペンは、ル・マン24時間レースに参戦する可能性は除外してない。実際、バーチャル・ル・マン24時間レースへは出場を果たしている。

「ル・マンはあるかもしれない! 耐久レースが好きなので、いくつかのレースをするかもしれない。すぐでも参戦したいね」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「でも、僕にとってそれはあまり重要視していない。もちろん、僕はF1で良い結果を残したいと思っている。自分がやることは何でも良い結果を残したいと思っていいるけど、トリプルクラウンなどの願望には関心がない」

モナコグランプリの数時間後に開催された2022年のインディ500では、元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが優勝した。

モナコグランプリの記者会見でマックス・フェルスタッペンと並んで登場したのは、チームメイトのセルジオ・ペレスとフェラーリのカルロス・サインツでした。

F1でまだ勝利を挙げていないカルロス・サインツは、トリプルクラウンへの興味についての質問に率直に「ノーサンクス」と答えた。

一方、マイアミグランプリ後に第3子が誕生したセルジオ・ペレスは、F1引退後は家族との生活を優先するつもりだと語る。

「正直なところ、興味がない」とセルジオ・ペレスは語った。

「耐久レースについては、いつかそれをするかどうかは分からない。それをするとは思わないけどね。F1を終えたら、家に帰って子供の世話をする必要があると思う。すでに3人の子供がいる! だから、かなり忙しいだろうね!」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / インディカー