マックス・フェルスタッペン 「DRSが利かなくなったときは動揺した」 / レッドブル・レーシング F1スペインGP 決勝
マックス・フェルスタペッン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第6戦スペイングランプリで優勝。チャンピオンシップ首位に躍り出た。

2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、ポールスタートのシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)の後ろの2番手でレースを展開。しかし、8周目にターン4でコースアウトを喫して4番手まで後退してえいまう、

ジョージ・ラッセル(メルセデス)を追いかける展開となるが、DRSにトラブルがあり、タイミングによってはすぐに閉じてしまうという不利な状況に陥る。そこでレッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンをピットに入れてソフトタイヤに交換。この戦略が機能し、ジョージ・ラッセルの前に出ることに成功する。

その後、セルジオ・ペレスのチームプレイで順位を入れ替えてトップでチェッカー。第4戦エミリア・ロマーニャGPから3連勝となる今季4勝目、通算24勝目をマーク。ライバルのシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がリタイアでノーポイントに終わったことで現役F1ワールドチャンピオンがドライバーズチャンピオンシップで首位に立った。

「チェコ(セルジオ・ペレス)と並んで1位と2位でレースを終えることができたのはすばらしいことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「4コーナーでコースオフしたときは、完全にリアのグリップを失った。チームの無線によると、大きな突風が吹いたようだ。そのせいでいくつか順位を落としまったし、アタックしようと思ったとたんにDRSが効かなくなってしまった。その時は動揺したが、その後、自分を落ち着かせ、大きな目標に集中することができた」

「ジョージ・ラッセル(メルセデス)とのバトルは大変だった。特にDRSがないときは、トップ争いをするなかであまりリスクを冒したくなかったので、我慢するしかなかった」

「このところ僕たちはいい流れに乗っており、チームとしてそれを誇りに思うけど、いくつかの問題がある。これからも努力を続け、すべてを把握する必要がある」

マックス・フェルスタッペン スペイングランプリ

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