マックス・フェルスタッペン 「F1デビューの機会を与えてくれたのはレッドブル」/ F1トルコGP 木曜記者会見
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1トルコGPで300戦目を迎えるレッドブル・レーシングについて語った。

レッドブル・レーシングは、今シーズンのF1トルコGPで300回目のレースを迎える。2016年のシーズン途中にレッドブル・レーシングに移籍したマックス・フェルスタッペンにとっては同チームとの93戦目となる。

2015年にF1史上最年少となる17歳165日でトロロッソからF1デビューを果たしたマックス・フェルスタッペンは「レッドブルは僕にF1デビューするチャンスを与えてくれた」とコメント。

「その最初の年から、僕たちは一緒に良い一歩を踏み出した。1年後にレッドブル・レーシングに移籍したけど、マネジメントを含めてみんなと良好な関係を築いてきた。誰もがやる気があり、来年のチャンピオンシップに向けて戦うというチームの真の意欲があると感じている」

「僕たちが倒さなければならないチーム、僕たちよりも良い成績を収めているのは1つだけだ。それがメルセデスだ。でも、僕はレッドブルにいることをとても居心地よく感じている」

現在のF1レギュレーションによってF1マシンは大量のダウンフォースを発生させており、オーバーテイクどころか、前のマシンの後ろに近づくことすらほぼ不可能となっている。

2021年シーズンには、ダウンフォースを減らすためにマシンのフロアが小さくなりる。このレギュレーション変更は、オーバーテイクを目的とした2022年の新F1レギュレーションに向けた小さな一歩となる。

「彼らはチームやドライバーの話を聞いていると思う。これらのマシンで追い越すのは本当に難しい。皆さんもそれをイモラで目にしたと思う。バルテリ・ボッタスノマシンにダメージがあっても彼を追い越すことができなかった。僕はバルテリ・ボッタスよりも0.4秒速かった。ようやく抜くことができたとき、自分がどれくらい速いかは明らかだった。新しいルールがレースをよりエキサイティングにし、予選が最も重要ではないことを確認することを願っている。別のマシンを追いかけることはすでに十分に難しいからね」

イスタンブール・パークは2011年以来F1を開催しておらず、マックス・フェルスタッペンはトラックを運転したことがない。

「先週、ミルトンキーンズのシミュレーターで1日過ごした。僕たちはできる限り準備しようとしているけど、チームが持っている古いデータは役に立たない。レッドブルはハイブリッド時代にここでレースをしたことがないので、実際にはゼロから始めるようなものだ」

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