ピーター・ウィンザー USF1
ピーター、全ての手続きが完了した今、ノースカロライナのシャーロットのファクトリーで遅れが生じてはいけません。現在、マシンとチームの発展はどのあたりですか?
今年起こった政治によっていくつかの点で我々を遅れたが、マシンに関して重要な遅れはない。我々は今年の初めからマシンの設計と構築に取り組んでいるので、それほど遅れはない。それについてはスケジュール通りだ。ケン(チームの共同創設者であるケン・アンダーソン)が数週間前に言ったように、我々はまもなくアメリカで“ローラー”と呼ばれる、完璧なクルマでなく、基本的なシャシーにサスペンションとギアボックスが付いたで、フルスケールでの空力テストを行う準備をしている。そのあと、我々は最終的なボディワークを10月あたりに準備する。他には最終期限はない。

新しいチームの場合、きちんとした既存のクルマ、ドライバー、ファクトリーやその他すべてのものがない。運営を始めるときには、マーケティング的な観点から、出来る限り速くきちんとしたハードウエアを得ることが非常に重要だ。政治によって、我々は少しの時間つまづいたが、今はそれを補っているし、会社のマーケティングに一生懸命に取り組んでいる。その第一段階がチャド・ハーリーに関する発表だ。そこから我々は“全員が仕事に就き”、世界最高のスポーツで世界的なプラットフォームのあるF1でフランチャイズがアメリカにあるチームとしてのマーケティングを行うつもりだ。

あなたとケンは現在どのように仕事を分担していますか?
基本的にケンがチーム代表だが、彼は主に技術面が多い。彼が最後にヨーロッパにいたのは、テクニカル・ワーキング・グループのミーティングだったが、彼には多くのやることがあるのでまっすぐシャーロットに戻った。私はドライバー/運営面だ。二人ともマーケティング面の概観を持っているし、もちろん二人ともすべての側面の概観を持っている。私にとって、ケンはF1では例外的なエンジニアだ。彼はビジネス面と、エンターテイメントビジネスとしてのF1の働きについて、非常に優れた感覚を持っている。我々はF1が直面している短期的な問題に干渉すべきではない。我々は常に、我々がしていること、特にアメリカのチームとアメリカ合衆国でクルマを製造することに集中すべきだ。我々にはF1のためにこの素晴らしいスポーツをアメリカで再び再熱させるという役割がある。

あなたはシャーロットに拠点を置きますが、噂ではヨーロッパにも拠点を置くとされており、それはモーターランド・アラゴンとされています・・・
それについての噂はたくさんあるが、真実からそれほど遠くはない。しかし、現時点ではまだいかなる契約も結んでいないので、あまりコメントしたくはない。しかし、我々はモーターランド・アラゴンの施設に非常に興味を持っている。冬のテストには最高のロケーションだ。雨の可能性は非常に少ないし、冬の天候も素晴らしい。もし契約できたら、非常に素晴らしいだろうね。

USF1は2010年のチャンピオンシップに参戦する3つの新チームの1つです。他の2つについて何か知っていますか?新規参入者の間で情報交換はありますか?
他チームと同じように彼らとコミュニケーションをとっているが、ケンと私の知識はフェラーリやトヨタのことの方が多い。我々の見解では他の2チームはとても静かだ。しかし、尋ねる人間を間違っているのかもしれない。

USF1とチャド・ハーリーとの協力は人々を驚かせました。あなたたち二人はどのように知り合ったのですか?
我々の非常に素晴らしいサポートチームとともに、ケンと私は、冬にアメリカで一連のプレゼンテーションを行った。全世界が希望のない状態だったので、誰も何もしたがらなかった。我々には会社に潜在的なパートナートと投資家をまとめる素晴らしいチームがあり、チャドは彼らの一人の“友達の友達の友達”を通して紹介された。私はプレゼンテーションの夜に彼と会わなかったが、ケンは彼と握手していたと思う。しかし、我々のプレゼンテーションは、非常にYouTube的なモデルだった。何人かがどこかのオフィスの裏手で小さくスタートし、素晴らしいアイデアを出し、懸命に働く。それはある意味、我々が望んでいることだった。

チャドはその考えを好んで、我々を翌朝シリコンバレーでの朝食会議に招待したのだと思う。ケンと私はそこに行って、4時間くらい話した。チャドは、政治、技術、人々、テレビ、メディアなど、多くの知的な質問をしてきた。もちろん、我々は彼を満足させるためにそのすべてを満たした。そのときから彼は我々がしたいことをかなり受け入れた。彼は現在アメリカではドライバーがおらず、チームがなく、現在レースがないといった多くの理由でF1に注目度がないにも関わらず、それを理解した。テレビスポーツが世界的に不況に強いということをね。スポーツの生中継が不況に強いという多くの統計学があるし、彼はその考えを好んだ。彼はまたアメリカ人が大砲を積み込んで、何ができるかを証明するという考えを好んだんだと思う。彼は我々を信じた。そして彼は我々を信じてここにいる。チャドのような素晴らしい人間がいることがどれくらい素晴らしいかは伝えられない。彼と仲間になれたことは素晴らしい名誉だ。

パートナーシップはどのようなカタチになるのですか?税制的なサポートのみ?ビジネスノウハウ?YouTubeはチーム戦略の重要な一部になるのですか?
チャドの関与は、チームの投資家以上のものだ。彼は彼が新しいメディアやビデオについて学んだ全てのことを適用したがっているし、それをF1という驚くべきテレビモデルに取り組みたがっている。2つの間には巨大な相乗効果がある。彼は焦って行うことを望んでいないが、F1について学び、チャンスがどこにあるかを学びたがっている。大げさに聞いて欲しくないが、我々はチャドのF1での存在が、F1全体に大きな影響を与えると期待している。有益で、我々の素晴らしいパートナーというだけでなく、F1に巨大な利益を持ち込む人間だと思う。我々はすでにそれを見始めている。我々全員がアメリカがF1産業において重要なマーケットであることを知っているし、チャドのように名声のある人間が、実際まったくF1に注目度のないアメリカの一部で「私はF1が素晴らしいスポーツだと思うし、それに打ち込むつもりだ」という言うとはF1にとって素晴らしいことだと思う。実際、チャド・ハーリーがF1に身を置くことは世界的なニュースになったし、多くの範囲に大きなインパクトを与えた。

チームを運営するために銀行に常に十分な資金があると確信していますか?
ケンと私は、予算の詳細について明確にしてこなかった。いえることは、我々は非常に経費節減するということだ。我々は自分たちのビジネスモデルを変えてはいない。

F1レースのあらゆる新しいスポンサーやパートナーは、成功が一夜にしてこないことをすぐに学びます。勝ち始めるには何年も掛かるときがあることがあります。チャド・ハーリは、その準備ができていますか?
正直でなければならない。ケンと私は、チャドにレースに勝つのに何年もかかるかもしれないとは言っていない。ケント渡しは成功に飢えている。我々は懸命には働き、全力で最高の仕事をするつもりだし、実際に我々は「ゼロから」運用を始めている。我々が見つけることができる最高の人間と我々が正しいと信じている予算で理論的な方法で仕事をする。それらすべてができれば、比率的に50%成功する可能性がある!

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カテゴリー: F1 / USF1