小林可夢偉 中嶋一貴 トヨタ
トヨタは、小林可夢偉と中嶋一貴がWRC(世界ラリー選手権)に参戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamのWRCマシン『ヤリス・WRC』をドライブする動画をTOYOTA GAZOO RacingのYouTubeチャンネルに公開した。

元F1ドライバーの小林可夢偉と中嶋一貴は、現在、TOYOTA GAZOO RacingからWEC(FIA 世界耐久選手権)に参戦中。中嶋一貴のドライブするトヨタ TS050ハイブリッドは今年のル・マン24時間レースで優勝。今月の富士6時間レースでは小林可夢偉がドライブする7号車が優勝を飾っている。

小林可夢偉と中嶋一貴は、今年7月に開催されたWRC 第8戦 ラリー・フィンランドを訪問。レース後にヤリスWRCをテストドライブする機会を得た。

「WRC×WEC カテゴリーを超えるTGRスピリット 第二弾」と題された動画では、WECとWRCという異なるカテゴリーに参戦するトヨタのワークスドライバーが交流。グリップ走行のサーキットレースとドリフト走行のラリーというまったく異なる走りに戸惑う二人が印象的だ。

小林可夢偉は「レースで正しいとされる運転がラリーではダメ。レースではダメな運転がラリーでは正しい。全てが正反対なんだ」とショックを受けた様子。

中嶋可夢偉も「ヤリスWRCの運転を本当に楽しんだよ。信じられないような体験だった」とコメント。「次は彼らが僕らのレースカーを運転してもらわないと!」と同じトヨタファミリーとの交流を楽しんでいた。



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カテゴリー: F1 / トヨタ / WRC (世界ラリー選手権) / WEC (FIA世界耐久選手権)