WEC | トヨタ 開幕戦シルバーストン4時間 公式練習初日レポート
TOYOTA GAZOO Racing
新たなシーズン初日を1-2で終える
2019-2010年 FIA 世界耐久選手権(WEC)がイギリス・シルバーストンサーキットで開幕。初日は4時間レースへ向けた公式練習1回目と2回目が行われ、ディフェンディング・チャンピオンとして臨むTOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDがトップ2を占めた。
シーズン開幕戦の初日、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスと共にTS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉が、午後の公式練習2回目序盤にマークした1分36秒847がトップタイム。セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車が0.826秒差の2番手につけた。
7号車から1.029秒遅れとなるノン・ハイブリッドのライバル勢最速のタイムをマークしたのはレベリオン1号車。修正されたEoT(技術の均等化)により、TS050 HYBRIDは最低99kg重い重量で、1周あたり50%多く燃料使用可能なライバルたちと戦うことになる。
シーズン開幕戦の最初のセッションでは、レベリオンの1号車がトップタイムをマークした。これは、2度のル・マン勝利を飾ったTS050 HYBRIDにとって、最後のシーズンは予選でのポールポジション争いや決勝での優勝争いが更にエキサイティングなものとなることを示している。
日曜日の決勝レースへ向けた準備のため、チームはハイダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを、高速コーナーで知られるシルバーストン・サーキットに適応させるべく、セッティングに注力した。
チームのエンジニアは様々な空力セッティングを試すと共に、新たに舗装され、グリップ向上により全体的にラップタイムが向上した路面におけるミシュランタイヤのデータを収集しながら、ハイブリッド・ブーストやエネルギー回生の適合を進めた。
全てのチームは、明日土曜日の午前中の更なる1時間の公式練習を行った後に、新世代WECのグリッドを決める予選に臨み、9月1日(日)正午、4時間レースへのスタートを切る。
TS050 HYBRID 7号車
(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習1回目 : 3番手 (1分39秒431), 39周
公式練習2回目 : 1番手 (1分36秒847), 31周
小林可夢偉(7号車):
今日は順調にセッティングを進めました。TS050 HYBRIDの感触も良かったですが、我々は常に更なる改良を目指し、可能な限りの準備を進めています。今日は周回を重ねることにバランスも改善されました。ペースには満足しており予選が楽しみです。
マイク・コンウェイ(7号車):
母国イギリスのファンの前で再び走ることが出来て嬉しいです。再舗装されたコースはスムーズでグリップも高く、良いレースが出来そうです。今日のタイムは接近していますし、予選も面白いことになるでしょう。私自身も楽しみですし、ファンの皆様にもこのショーを楽しんでもらえることを望んでいます。
ホセ・マリア・ロペス(7号車):
今日は上手く行きました。TS050 HYBRIDで再びレースの現場に戻れたことが嬉しいです。LMP1クラスでの戦いはより厳しいものになり、良いバトルが出来ると思います。我々もTS050 HYBRIDのパフォーマンスを最大限引き出すべく努力を続けて、決勝に臨む必要があるでしょう。今季を戦う新型パッケージであまりテストが出来ていないので、特に空力面で調整が必要です。
TS050 HYBRID 8号車
(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
公式練習1回目 : 2番手 (1分39秒280), 46周
公式練習2回目 : 2番手 (1分37秒673), 43周
中嶋一貴(8号車):
今日は天候がよく、安定したサーキットコンディションにより良い1日になりました。 車の仕上がりには満足しています。 ロングランのペースは良いですが、走行データをさらに調べる必要があります。全体として、シーズン初日に満足しています。
セバスチャン・ブエミ(8号車):
新しく舗装されたサーキットで良い走行ができました。路面グリップが高かったです。 シルバーストンに戻り、多くの周回を重ねることができました。 シルバーストンでTS050 HYBRIDで走るのはこれが最後となるので、できる限り楽しんでいます。また日曜の決勝レースは激しい戦いになると思いますので、明日の予選は前方のグリッドからスタートできるようにプッシュします。
ブレンドン・ハートレー(8号車):
今日はスムーズに走行できました。 テスト内容は非常に多かったですが、大きな問題なく、とても快適に走行できました。まだ慣れるべきことがいくつかありますが、TS050 HYBRIDには適応してきているので、チームとの初戦を楽しみにしています。
カテゴリー: F1 / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)
新たなシーズン初日を1-2で終える
2019-2010年 FIA 世界耐久選手権(WEC)がイギリス・シルバーストンサーキットで開幕。初日は4時間レースへ向けた公式練習1回目と2回目が行われ、ディフェンディング・チャンピオンとして臨むTOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDがトップ2を占めた。
シーズン開幕戦の初日、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスと共にTS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉が、午後の公式練習2回目序盤にマークした1分36秒847がトップタイム。セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車が0.826秒差の2番手につけた。
7号車から1.029秒遅れとなるノン・ハイブリッドのライバル勢最速のタイムをマークしたのはレベリオン1号車。修正されたEoT(技術の均等化)により、TS050 HYBRIDは最低99kg重い重量で、1周あたり50%多く燃料使用可能なライバルたちと戦うことになる。
シーズン開幕戦の最初のセッションでは、レベリオンの1号車がトップタイムをマークした。これは、2度のル・マン勝利を飾ったTS050 HYBRIDにとって、最後のシーズンは予選でのポールポジション争いや決勝での優勝争いが更にエキサイティングなものとなることを示している。
日曜日の決勝レースへ向けた準備のため、チームはハイダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを、高速コーナーで知られるシルバーストン・サーキットに適応させるべく、セッティングに注力した。
チームのエンジニアは様々な空力セッティングを試すと共に、新たに舗装され、グリップ向上により全体的にラップタイムが向上した路面におけるミシュランタイヤのデータを収集しながら、ハイブリッド・ブーストやエネルギー回生の適合を進めた。
全てのチームは、明日土曜日の午前中の更なる1時間の公式練習を行った後に、新世代WECのグリッドを決める予選に臨み、9月1日(日)正午、4時間レースへのスタートを切る。
TS050 HYBRID 7号車
(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習1回目 : 3番手 (1分39秒431), 39周
公式練習2回目 : 1番手 (1分36秒847), 31周
小林可夢偉(7号車):
今日は順調にセッティングを進めました。TS050 HYBRIDの感触も良かったですが、我々は常に更なる改良を目指し、可能な限りの準備を進めています。今日は周回を重ねることにバランスも改善されました。ペースには満足しており予選が楽しみです。
マイク・コンウェイ(7号車):
母国イギリスのファンの前で再び走ることが出来て嬉しいです。再舗装されたコースはスムーズでグリップも高く、良いレースが出来そうです。今日のタイムは接近していますし、予選も面白いことになるでしょう。私自身も楽しみですし、ファンの皆様にもこのショーを楽しんでもらえることを望んでいます。
ホセ・マリア・ロペス(7号車):
今日は上手く行きました。TS050 HYBRIDで再びレースの現場に戻れたことが嬉しいです。LMP1クラスでの戦いはより厳しいものになり、良いバトルが出来ると思います。我々もTS050 HYBRIDのパフォーマンスを最大限引き出すべく努力を続けて、決勝に臨む必要があるでしょう。今季を戦う新型パッケージであまりテストが出来ていないので、特に空力面で調整が必要です。
TS050 HYBRID 8号車
(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー)
公式練習1回目 : 2番手 (1分39秒280), 46周
公式練習2回目 : 2番手 (1分37秒673), 43周
中嶋一貴(8号車):
今日は天候がよく、安定したサーキットコンディションにより良い1日になりました。 車の仕上がりには満足しています。 ロングランのペースは良いですが、走行データをさらに調べる必要があります。全体として、シーズン初日に満足しています。
セバスチャン・ブエミ(8号車):
新しく舗装されたサーキットで良い走行ができました。路面グリップが高かったです。 シルバーストンに戻り、多くの周回を重ねることができました。 シルバーストンでTS050 HYBRIDで走るのはこれが最後となるので、できる限り楽しんでいます。また日曜の決勝レースは激しい戦いになると思いますので、明日の予選は前方のグリッドからスタートできるようにプッシュします。
ブレンドン・ハートレー(8号車):
今日はスムーズに走行できました。 テスト内容は非常に多かったですが、大きな問題なく、とても快適に走行できました。まだ慣れるべきことがいくつかありますが、TS050 HYBRIDには適応してきているので、チームとの初戦を楽しみにしています。
WEC 第1戦 シルバーストン4時間レース 公式練習1回目結果(LMP1クラス)
順位 | No. | ドライバー名 | チーム/車種 | 周回 | ベストタイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ブルーノ・セナ グスタボ・メネゼス ノルマン・ナト | レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン | 37 | 1:38.860 |
2 | 8 | セバスチャン・ブエミ 中嶋一貴 ブレンドン・ハートレー | TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID | 46 | 1:39.280 |
3 | 7 | マイク・コンウェイ 小林可夢偉 ホセ・マリア・ロペス | TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID | 39 | 1:39.431 |
4 | 3 | ナタナエル・ベルトン ピポ・デラーニ ロイック・デュバル | レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン | 35 | 1:39.718 |
5 | 6 | マイク・シンプソン オリバー・ジャービス ガイ・スミス | チームLNT/ ジネッタG60-LT-P1・AER | 27 | 1:40.618 |
6 | 5 | チャーリー・ロバートソン ベン・ハンリー イゴール・オルトツェフ | チームLNT/ ジネッタG60-LT-P1・AER | 3 |
WEC 第1戦 シルバーストン4時間レース 公式練習2回目結果(LMP1クラス)
順位 | No. | ドライバー名 | チーム/車種 | 周回 | ベストタイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | マイク・コンウェイ 小林可夢偉 ホセ・マリア・ロペス | TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID | 31 | 1:36.847 |
2 | 8 | セバスチャン・ブエミ 中嶋一貴 ブレンドン・ハートレー | TOYOTA GAZOO Racing/ トヨタ TS050 HYBRID | 43 | 1:37.673 |
3 | 1 | ブルーノ・セナ グスタボ・メネゼス ノルマン・ナト | レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン | 38 | 1:37.876 |
4 | 3 | ナタナエル・ベルトン ピポ・デラーニ ロイック・デュバル | レベリオン・レーシング/ レベリオンR13・ギブソン | 40 | 1:38.687 |
5 | 5 | チャーリー・ロバートソン ベン・ハンリー イゴール・オルトツェフ | チームLNT/ ジネッタG60-LT-P1・AER | 17 | 1:39.600 |
6 | 6 | マイク・シンプソン オリバー・ジャービス ガイ・スミス | チームLNT/ ジネッタG60-LT-P1・AER | 39 | 1:39.894 |
カテゴリー: F1 / トヨタ / WEC (FIA世界耐久選手権)