トヨタ・レーシング、ル・マン24時間レースへの参戦準備が整う
トヨタ・レーシングは、来週末、6月16日(土)17日(日)の両日、フランス ル・マン市のサルト・サーキットで開催されるFIA世界耐久選手権第3戦 第80回ル・マン24時間レースへ参戦し、新生ハイブリッド モータースポーツの歴史に第一歩を踏み出す。
画期的なハイブリッド駆動システム、トヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(TOYOYA HYBRID System-Racing, 以下THS-R)は、トヨタがモータースポーツ用に専用開発したもので、THS-Rが搭載されるTS030 HYBRIDはトップカテゴリーのLMP1クラスで戦うことになる。
これまで昼夜を問わず新技術のテストと改良を重ねてきたチームにとっては、モータースポーツの究極への挑戦であるル・マン24時間レースで、ひとつのクライマックスを迎える。
チームが今回THS-Rに採用したのは、デンソー製のリアハイブリッドモーターで、これはギヤボックスのケーシング内に備え付けられている。エネルギーは減速時に電気エネルギーに回生変換され、コックピット内に搭載されたスーパーキャパシタに蓄えられる。減速区間内で最大500kJ(キロジュール)の上限値まで蓄えられたエネルギーは、コーナー脱出時の補助動力として活用される。
ハイブリッドのパワートレインが日本のトヨタ自動車 東富士研究所で開発されている一方で、TS030 HYBRIDのシャシーはドイツ・ケルン市のトヨタモータースポーツGmbH(TMG)で設計・開発が進められてきた。TMGはチームの本拠地としてサーキット現場での要員配置も行っている。
1月13日のシェイクダウン走行から、TS030 HYBRIDは延べ18日間のテストを実施。主にフランスのポールリカールで行われたが、モーターランド・アラゴン(スペイン)やマニクール(フランス)、ル・マン(ブガッティサーキット)でもテストを実施した。
新技術の最適化を図るための挑戦であるにも関わらず、また、テスト中のアクシデントによるモノコックの損失に見舞われながらも、その進捗は目覚ましく、トヨタ・レーシングは開発継続のためにル・マンに立ち向かうが、これは同時に、THS-Rシステムのポテンシャルを証明することに他ならない。
才能あるドライバーラインアップもル・マンでの経験、持ち前の速さ、安定性と強い団結力を取り合わせて人選されている。
7号車(ゼッケン#7)は、2度にわたってル・マン24時間レースで優勝を果たしているアレックス・ブルツ(オーストリア)と、セブリング12時間レース優勝者 ニコラス・ラピエール(フランス)、F1経験者の中嶋一貴(日本)で決定している。
8号車(ゼッケン#8)には、ル・マン24時間レースで3度ポールポジションを獲得しているステファン・サラザン(フランス)と、多数の耐久レース優勝経験を持つアンソニー・デビッドソン(イギりス)、そしてF1の若手セバスチャン・ブエミがステアリングを握る。
レースウィークは、6月13日(水)から閉鎖された公道コースでの走行が始まるが、この日はフリー走行(現地時間16:00−20:00)と、予選1回目(22:00−00:00)が行われ、翌14日(木)に予選2回目(19:00−21:00)、および最終予選(22:00−00:00)が行われる。また、16日(土)の朝にはウォームアップ走行(09:00−09:45)があり、24時間レースの決勝は15:00にスタートが切られる。
決勝レースのスタートフラッグは、トヨタ・ハイブリッドの先駆者であり、初代プリウスの開発責任者であったトヨタ自動車の内山田竹志副社長が担当する。
木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
「今年はトヨタにとっては勉強の年とするつもりであったにも関わらず、我々が自らに非常に高い基準を課したのは、ハイブリッドシステムとTS030 HYBRIDの性能の高さを証明したかったからだ。ル・マンでの経験のあるライバル車に対抗するのは容易でないことは知っているし、実際目覚ましい勢いでいろいろ習得してもいるが、このプロジェクトの究極の目標は、ル・マンに勝つことである。従って2012年は目標に向けて大きな一歩を踏み出したと言える。トヨタはハイブリッド技術の分野においてはパイオニアであるため、トヨタ・レーシングはそのトヨタの膨大な経験と知見という点で有利だ。これはモータースポーツの分野においては新技術なので、学ぶべきことと開発しなければならないことがたくさんある。村田主査と彼のプロジェクトチーム、それにトヨタ自動車のハイブリッド車両開発部署は、ハイブリッドシステムのレースへの活用を既に何年間も研究し続けてきている。我々がお見せしたいと考えているのは、そこで得られた独自のノウハウである。TMGはTS030 HYBRIDのシャシーをジョン・リッツェン率いるシャシー開発チームに託して来た。彼らは持てる限りのあらゆる空力やシミュレーション等のノウハウをクルマに注ぎ込んでくれた。その成果には本当に自信を持っている」
アレックス・ブルツ(カーナンバー#7)
「私はずっとスポーツカーレースが好きで、子供の頃からル・マンのファンだった。毎年この時期にここに来ると、映画「栄光のル・マン」に出ていたスティーブ・マックイーンのような気分になれる。ル・マンは特別なレースだし、過去数年のヒーローとル・マンの戦いぶりはもの凄く競争が激化している。もしレースの結果だけを考えるのなら、毎周100分の1秒の戦いをしなければならない。というのは、時として24時間後でもわずか数秒しか違わないからだ。言い換えれば24時間もの間、どれだけレースの環境が厳しいかが分かるだろう。我々は非常に競合の激しくなっている戦いに立ち向かって行くわけだ。私は、謙虚に考えており、今年ル・マンで勝てるとは期待していない。しかし勿論、我々の新技術で最善の結果を得るべく、攻めに攻めて行く。それが将来につながることに違いない」
ニコラス・ラピエール(カーナンバー#7)
「ル・マンは、私にとって世界で最もエキサイティングなレースのひとつだ。ドライバー目線でだけでなく、フランス人としてもね。こんなに多くのファンが来てくれるじゃないか!今年、この新しいハイブリッド技術と共に参加出来るのは、本当に楽しく、エキサイティングだ。チームメイトもアレックスと一貴で、とてもハッピーだ。我々はすごく良い関係にある。以前から二人とも知っていたが、一緒に緊密な仕事をするようになって本当に楽しい。また、トヨタ・レーシングという素晴らしいチームの一員に加われたことを誇りに思っている。我々が1月にテストを始めてから、仕事の分担をして開発を進めるにつれ、益々チームと仲間への理解も進んでいる。トヨタ・レーシングでの仕事の進め方は本当に楽しいと思う」
中嶋一貴(カーナンバー#7)
「テストデーから既にル・マン24時間レースは非常に特別なものだと感じている。とても多くの観客がいるし、勿論レースの週末にはもっとたくさんの大観衆となるだろう。今回初めてこのレースに参戦することになり、ワクワクしている。自分が楽しんでいれば成績も付いて来ると思うので、チームの仲間やチームメイトのドライバーと一緒に、このサーキットでのドライビングを楽しもうと思っている。いかに速くシケインを抜けるか、いかに速くカーブを走り切るか、まだまだ勉強しているところだが、このサーキットではポルシェコーナーが好きになった」
ステファン・サラザン (カーナンバー#8)
「未だにレースは私に夢を見させてくれる。私は何回か表彰台に上ったこともあるし、ある年は優勝しかかっていたのにル・マンは他のドライバーを勝者に決めた。こんな感覚を持つレースはおそらくル・マンだけだろう。レースが、そしてル・マンが勝者を決めるのだ。最善を尽くして万事を整えることは出来るが、ル・マンでは勝利を自分の手中に収めることが必要なのだ。この晴れ舞台のために準備される全ての要素をひとつにまとめ、チームとTS030 HYBRIDは完璧でなければならない。過去に私がここで経験した喜びや失望とは関係なく、ル・マンは未だに魔法の世界であり、独特の雰囲気を持っている。私はル・マンで3回ポールポジションを取っている。誰もがポールポジションなど24時間レースではあまり意味がないと言うが、それは士気を高めるし、チーム全体のモチベーションを高揚させる何かでもあるのだ」
アンソニー・デビッドソン(カーナンバー#8)
「ドライバーとチームにとって、実際、ル・マン24時間レースは他のどのレースとも異なる挑戦である。レースにおいては、夜間も最良のペースを見つけて走らなければいけないし、トラフィック処理(遅い先行車をうまく追い越すこと)も同様に大切だ。ここではいつも難しいからね。ル・マンは肉体的にも、精神的にもプレッシャーに耐えなければならず、難しいレースであり、だからこそ、このレースが偉大なのだ。ここで成功するには、単純明快な話で、絶好調でなければならない。テストデーでは我々は非常に勇気づけられたし、レースに向けた準備をこのまま継続して進めていかなければならない。私はポジティブで現実的な男であり、我々のTS030 HYBRIDが上位争いすることを願っているが、2012年は我々にとって1年目であり、学ぶことも多いはずだ」
セバスチャン・ブエミ(カーナンバー#8)
「こうしていても、この大レースのスタートが待ち切れない。この感覚は、コースが本当に郊外の一般道だと分かったテストデーのあたりから沸いてきた。私は、コースの終盤のポルシェコーナーとフォードシケインが好きだ。祖父が出場していたこともあり、このレースには特別な思いがあるし、彼の足跡を辿ることになってとても嬉しい。私の家族もまたトヨタとの関係が深いので特にそう思う。テストデーでの初めての経験はポジティブなものであり、レースウイークの雰囲気や、ル・マン市内での車検、夜間の予選走行やパレードなどがどんなものか、非常に楽しみにしている。面白く、エキサイティングな週末になると思う。初めてのル・マンの思い出は良いものにしたい。特にトヨタの新しいハイブリッド技術で出るのだからね」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ル・マン24時間レース
画期的なハイブリッド駆動システム、トヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(TOYOYA HYBRID System-Racing, 以下THS-R)は、トヨタがモータースポーツ用に専用開発したもので、THS-Rが搭載されるTS030 HYBRIDはトップカテゴリーのLMP1クラスで戦うことになる。
これまで昼夜を問わず新技術のテストと改良を重ねてきたチームにとっては、モータースポーツの究極への挑戦であるル・マン24時間レースで、ひとつのクライマックスを迎える。
チームが今回THS-Rに採用したのは、デンソー製のリアハイブリッドモーターで、これはギヤボックスのケーシング内に備え付けられている。エネルギーは減速時に電気エネルギーに回生変換され、コックピット内に搭載されたスーパーキャパシタに蓄えられる。減速区間内で最大500kJ(キロジュール)の上限値まで蓄えられたエネルギーは、コーナー脱出時の補助動力として活用される。
ハイブリッドのパワートレインが日本のトヨタ自動車 東富士研究所で開発されている一方で、TS030 HYBRIDのシャシーはドイツ・ケルン市のトヨタモータースポーツGmbH(TMG)で設計・開発が進められてきた。TMGはチームの本拠地としてサーキット現場での要員配置も行っている。
1月13日のシェイクダウン走行から、TS030 HYBRIDは延べ18日間のテストを実施。主にフランスのポールリカールで行われたが、モーターランド・アラゴン(スペイン)やマニクール(フランス)、ル・マン(ブガッティサーキット)でもテストを実施した。
新技術の最適化を図るための挑戦であるにも関わらず、また、テスト中のアクシデントによるモノコックの損失に見舞われながらも、その進捗は目覚ましく、トヨタ・レーシングは開発継続のためにル・マンに立ち向かうが、これは同時に、THS-Rシステムのポテンシャルを証明することに他ならない。
才能あるドライバーラインアップもル・マンでの経験、持ち前の速さ、安定性と強い団結力を取り合わせて人選されている。
7号車(ゼッケン#7)は、2度にわたってル・マン24時間レースで優勝を果たしているアレックス・ブルツ(オーストリア)と、セブリング12時間レース優勝者 ニコラス・ラピエール(フランス)、F1経験者の中嶋一貴(日本)で決定している。
8号車(ゼッケン#8)には、ル・マン24時間レースで3度ポールポジションを獲得しているステファン・サラザン(フランス)と、多数の耐久レース優勝経験を持つアンソニー・デビッドソン(イギりス)、そしてF1の若手セバスチャン・ブエミがステアリングを握る。
レースウィークは、6月13日(水)から閉鎖された公道コースでの走行が始まるが、この日はフリー走行(現地時間16:00−20:00)と、予選1回目(22:00−00:00)が行われ、翌14日(木)に予選2回目(19:00−21:00)、および最終予選(22:00−00:00)が行われる。また、16日(土)の朝にはウォームアップ走行(09:00−09:45)があり、24時間レースの決勝は15:00にスタートが切られる。
決勝レースのスタートフラッグは、トヨタ・ハイブリッドの先駆者であり、初代プリウスの開発責任者であったトヨタ自動車の内山田竹志副社長が担当する。
木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
「今年はトヨタにとっては勉強の年とするつもりであったにも関わらず、我々が自らに非常に高い基準を課したのは、ハイブリッドシステムとTS030 HYBRIDの性能の高さを証明したかったからだ。ル・マンでの経験のあるライバル車に対抗するのは容易でないことは知っているし、実際目覚ましい勢いでいろいろ習得してもいるが、このプロジェクトの究極の目標は、ル・マンに勝つことである。従って2012年は目標に向けて大きな一歩を踏み出したと言える。トヨタはハイブリッド技術の分野においてはパイオニアであるため、トヨタ・レーシングはそのトヨタの膨大な経験と知見という点で有利だ。これはモータースポーツの分野においては新技術なので、学ぶべきことと開発しなければならないことがたくさんある。村田主査と彼のプロジェクトチーム、それにトヨタ自動車のハイブリッド車両開発部署は、ハイブリッドシステムのレースへの活用を既に何年間も研究し続けてきている。我々がお見せしたいと考えているのは、そこで得られた独自のノウハウである。TMGはTS030 HYBRIDのシャシーをジョン・リッツェン率いるシャシー開発チームに託して来た。彼らは持てる限りのあらゆる空力やシミュレーション等のノウハウをクルマに注ぎ込んでくれた。その成果には本当に自信を持っている」
アレックス・ブルツ(カーナンバー#7)
「私はずっとスポーツカーレースが好きで、子供の頃からル・マンのファンだった。毎年この時期にここに来ると、映画「栄光のル・マン」に出ていたスティーブ・マックイーンのような気分になれる。ル・マンは特別なレースだし、過去数年のヒーローとル・マンの戦いぶりはもの凄く競争が激化している。もしレースの結果だけを考えるのなら、毎周100分の1秒の戦いをしなければならない。というのは、時として24時間後でもわずか数秒しか違わないからだ。言い換えれば24時間もの間、どれだけレースの環境が厳しいかが分かるだろう。我々は非常に競合の激しくなっている戦いに立ち向かって行くわけだ。私は、謙虚に考えており、今年ル・マンで勝てるとは期待していない。しかし勿論、我々の新技術で最善の結果を得るべく、攻めに攻めて行く。それが将来につながることに違いない」
ニコラス・ラピエール(カーナンバー#7)
「ル・マンは、私にとって世界で最もエキサイティングなレースのひとつだ。ドライバー目線でだけでなく、フランス人としてもね。こんなに多くのファンが来てくれるじゃないか!今年、この新しいハイブリッド技術と共に参加出来るのは、本当に楽しく、エキサイティングだ。チームメイトもアレックスと一貴で、とてもハッピーだ。我々はすごく良い関係にある。以前から二人とも知っていたが、一緒に緊密な仕事をするようになって本当に楽しい。また、トヨタ・レーシングという素晴らしいチームの一員に加われたことを誇りに思っている。我々が1月にテストを始めてから、仕事の分担をして開発を進めるにつれ、益々チームと仲間への理解も進んでいる。トヨタ・レーシングでの仕事の進め方は本当に楽しいと思う」
中嶋一貴(カーナンバー#7)
「テストデーから既にル・マン24時間レースは非常に特別なものだと感じている。とても多くの観客がいるし、勿論レースの週末にはもっとたくさんの大観衆となるだろう。今回初めてこのレースに参戦することになり、ワクワクしている。自分が楽しんでいれば成績も付いて来ると思うので、チームの仲間やチームメイトのドライバーと一緒に、このサーキットでのドライビングを楽しもうと思っている。いかに速くシケインを抜けるか、いかに速くカーブを走り切るか、まだまだ勉強しているところだが、このサーキットではポルシェコーナーが好きになった」
ステファン・サラザン (カーナンバー#8)
「未だにレースは私に夢を見させてくれる。私は何回か表彰台に上ったこともあるし、ある年は優勝しかかっていたのにル・マンは他のドライバーを勝者に決めた。こんな感覚を持つレースはおそらくル・マンだけだろう。レースが、そしてル・マンが勝者を決めるのだ。最善を尽くして万事を整えることは出来るが、ル・マンでは勝利を自分の手中に収めることが必要なのだ。この晴れ舞台のために準備される全ての要素をひとつにまとめ、チームとTS030 HYBRIDは完璧でなければならない。過去に私がここで経験した喜びや失望とは関係なく、ル・マンは未だに魔法の世界であり、独特の雰囲気を持っている。私はル・マンで3回ポールポジションを取っている。誰もがポールポジションなど24時間レースではあまり意味がないと言うが、それは士気を高めるし、チーム全体のモチベーションを高揚させる何かでもあるのだ」
アンソニー・デビッドソン(カーナンバー#8)
「ドライバーとチームにとって、実際、ル・マン24時間レースは他のどのレースとも異なる挑戦である。レースにおいては、夜間も最良のペースを見つけて走らなければいけないし、トラフィック処理(遅い先行車をうまく追い越すこと)も同様に大切だ。ここではいつも難しいからね。ル・マンは肉体的にも、精神的にもプレッシャーに耐えなければならず、難しいレースであり、だからこそ、このレースが偉大なのだ。ここで成功するには、単純明快な話で、絶好調でなければならない。テストデーでは我々は非常に勇気づけられたし、レースに向けた準備をこのまま継続して進めていかなければならない。私はポジティブで現実的な男であり、我々のTS030 HYBRIDが上位争いすることを願っているが、2012年は我々にとって1年目であり、学ぶことも多いはずだ」
セバスチャン・ブエミ(カーナンバー#8)
「こうしていても、この大レースのスタートが待ち切れない。この感覚は、コースが本当に郊外の一般道だと分かったテストデーのあたりから沸いてきた。私は、コースの終盤のポルシェコーナーとフォードシケインが好きだ。祖父が出場していたこともあり、このレースには特別な思いがあるし、彼の足跡を辿ることになってとても嬉しい。私の家族もまたトヨタとの関係が深いので特にそう思う。テストデーでの初めての経験はポジティブなものであり、レースウイークの雰囲気や、ル・マン市内での車検、夜間の予選走行やパレードなどがどんなものか、非常に楽しみにしている。面白く、エキサイティングな週末になると思う。初めてのル・マンの思い出は良いものにしたい。特にトヨタの新しいハイブリッド技術で出るのだからね」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ル・マン24時間レース