トヨタ、トゥルーリが4位入賞
トヨタは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが4位入賞。5ポイントを獲得した。ティモ・グロックはリタイアだった。
マクラーレン勢が5グリッド降格処分となったため、3番手からのスタートとなったヤルノ・トゥルーリ。しかし、1コーナーでミスし順位を落としてしまう。その後、ピット戦略で他チームをかわし、4番手に浮上。
最終ラップまで5番手を走るルイス・ハミルトン(マクラーレン)から猛追を受けたが、ポジションを守りきり、見事4位でチェッカーフラックを受けた。チームにとって貴重な4ポイントを獲得した。
一方、ティモ・グロックは、1周目の接触でリアサスペンションが壊れ、無念の2戦連続リタイアとなった。
ヤルノ・トゥルーリ (4位)
「このような厳しいレースでポイントを獲得できて嬉しいよ。 特にマレーシアとケルンの両チームにとってとても喜ばしいね。 この結果は、冬の間に頑張って作業してくれたチームの皆に捧げたい。第1コーナーでグリップしきれずに広がってしまい、ニック・ハイドフェルドに触れてしまって、少し押し出されてしまったんだ。 けれど、その後マクラーレンについて行くことが出来た。そして、チームがピットストップで良い仕事をしてくれたので、マーク・ウェバーをかわすことができたよ。終盤で、ルイス・ハミルトンとはかなり熱い戦いをして、我々はお互いを強くプッシュしあったんだ。彼は、明らかに自分より速かったけれど、私は100パーセントの力を出し切った。そして、チームが良い仕事をしてくれて、問題のない週末を迎えられたおかげで4位を獲得できたんだ。冬季テストの終わりに言及したように、我々は強くなっている。だから今は、車の性能を向上させ続けることができることを願っているよ。トヨタの潜在能力で、我々は今年既に2005年のレベルに回復できている。」
ティモ・グロック (リタイア)
「残念ながら、とても短い午後のレースになってしまった。スタートはパーフェクトとは言えず、あまりにタイヤが空転しまい、誰かに接触してしまったんだ。けれどそのままレースを続けることができた。その後ターン14で、後ろからニコ・ロズベルグにヒットされてしまったんだ。ミラーを見たときは、彼はかなり後ろにいたから、彼がオーバーテイクをするとは予想しなかった。その後コーナーに入った時、後部右側をヒットされて、リアサスペンションが壊れてしまい、リタイアするはめになってしまった。予選がとても良かったから、とても残念でならない。今は、バーレーンで運が味方してくれることを願うしかないね。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「今日はいいレースが出来たと言える。ヤルノのレース運び は見事だったし、それを支えたチームのみんなの頑張りが結果につながった。ティモは1周目にターン14で後ろからヒットされリアサスペンションが壊れてリタイアせざるを得なかった。しかし強豪チームと対等に戦った結果のポイント獲得であり、車、チームの進歩に全員自信を深めることが出来た。次のバーレーンは冬のテストでレースシミュレーションを行った場所であり、今度こそ2台完走、ポイント獲得を達成する。」
山科忠 TMG会長兼チーム代表
「今日は、オーストラリアでの残念な結果を完全に埋め合わせた。 このような良いレースで良い結果を出せたことにチームの皆は喜んでいる。 ハミルトンとの最後の戦いは、まさに私が望んでいたものだ。ヤルノの素晴らしいパフォーマンスに感謝している。 彼は、第1コーナーで挟まれて押し出されてしまったけれど、その後、彼はとても速かったし、燃料戦略とピットストップ作業はパーフェクトだった。 残念なことに、ティモは1周目でヒットされ、リアサスペンションを壊されてしまった。 しかし、これがレースと言うものだ。次戦で、彼はまた良いポジションを獲得するだろう。今は、この勢いを維持してバーレーンに向かう。両方の車を第3セッションに進めて、再びトップチームと戦うことを目指している。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ヤルノ・トゥルーリ
マクラーレン勢が5グリッド降格処分となったため、3番手からのスタートとなったヤルノ・トゥルーリ。しかし、1コーナーでミスし順位を落としてしまう。その後、ピット戦略で他チームをかわし、4番手に浮上。
最終ラップまで5番手を走るルイス・ハミルトン(マクラーレン)から猛追を受けたが、ポジションを守りきり、見事4位でチェッカーフラックを受けた。チームにとって貴重な4ポイントを獲得した。
一方、ティモ・グロックは、1周目の接触でリアサスペンションが壊れ、無念の2戦連続リタイアとなった。
ヤルノ・トゥルーリ (4位)
「このような厳しいレースでポイントを獲得できて嬉しいよ。 特にマレーシアとケルンの両チームにとってとても喜ばしいね。 この結果は、冬の間に頑張って作業してくれたチームの皆に捧げたい。第1コーナーでグリップしきれずに広がってしまい、ニック・ハイドフェルドに触れてしまって、少し押し出されてしまったんだ。 けれど、その後マクラーレンについて行くことが出来た。そして、チームがピットストップで良い仕事をしてくれたので、マーク・ウェバーをかわすことができたよ。終盤で、ルイス・ハミルトンとはかなり熱い戦いをして、我々はお互いを強くプッシュしあったんだ。彼は、明らかに自分より速かったけれど、私は100パーセントの力を出し切った。そして、チームが良い仕事をしてくれて、問題のない週末を迎えられたおかげで4位を獲得できたんだ。冬季テストの終わりに言及したように、我々は強くなっている。だから今は、車の性能を向上させ続けることができることを願っているよ。トヨタの潜在能力で、我々は今年既に2005年のレベルに回復できている。」
ティモ・グロック (リタイア)
「残念ながら、とても短い午後のレースになってしまった。スタートはパーフェクトとは言えず、あまりにタイヤが空転しまい、誰かに接触してしまったんだ。けれどそのままレースを続けることができた。その後ターン14で、後ろからニコ・ロズベルグにヒットされてしまったんだ。ミラーを見たときは、彼はかなり後ろにいたから、彼がオーバーテイクをするとは予想しなかった。その後コーナーに入った時、後部右側をヒットされて、リアサスペンションが壊れてしまい、リタイアするはめになってしまった。予選がとても良かったから、とても残念でならない。今は、バーレーンで運が味方してくれることを願うしかないね。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「今日はいいレースが出来たと言える。ヤルノのレース運び は見事だったし、それを支えたチームのみんなの頑張りが結果につながった。ティモは1周目にターン14で後ろからヒットされリアサスペンションが壊れてリタイアせざるを得なかった。しかし強豪チームと対等に戦った結果のポイント獲得であり、車、チームの進歩に全員自信を深めることが出来た。次のバーレーンは冬のテストでレースシミュレーションを行った場所であり、今度こそ2台完走、ポイント獲得を達成する。」
山科忠 TMG会長兼チーム代表
「今日は、オーストラリアでの残念な結果を完全に埋め合わせた。 このような良いレースで良い結果を出せたことにチームの皆は喜んでいる。 ハミルトンとの最後の戦いは、まさに私が望んでいたものだ。ヤルノの素晴らしいパフォーマンスに感謝している。 彼は、第1コーナーで挟まれて押し出されてしまったけれど、その後、彼はとても速かったし、燃料戦略とピットストップ作業はパーフェクトだった。 残念なことに、ティモは1周目でヒットされ、リアサスペンションを壊されてしまった。 しかし、これがレースと言うものだ。次戦で、彼はまた良いポジションを獲得するだろう。今は、この勢いを維持してバーレーンに向かう。両方の車を第3セッションに進めて、再びトップチームと戦うことを目指している。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ヤルノ・トゥルーリ