小林可夢偉 トヨタ F1アブダビGP初日 結果
トヨタは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が5番手、ヤルノ・トゥルーリが14番手だった。

小林可夢偉 (5番手)
「今日は順調に行き、ここのコースの初走行は面白かった。また素晴らしい施設だ。新しいサーキットを習得しなければならないのは、この2週間で2度目なので、だんだん普通のことになってきた。ブラジルGPで学んだ多くのことが、ここアブダビで既に、非常に役立っている」

「週末が、完全なドライコンディションになれば、ここのトラックでのクルマとタイヤにも、もっと慣れることができるだろう。ブラジルでは完全なドライコンディションとは行かなかったが、アブダビではそうなると確信している。僕たちは今日、たくさんのデータを集めたので、改善点を見つけられるはず。予選までに、パフォーマンスをもっと良くできると信じているし、出来るだけ前方グリッドからスタートできるよう最善を尽くす」

ヤルノ・トゥルーリ (14番手)
「今日一日楽しめたし、新しいトラックを初めて走行することは興味深い。とても面白かったので、ここでの決勝を楽しみにしている。施設は素晴らしく、トラックは非常に良く造られていて、驚いた。最初の数周は、グリップが全くなく、難しかったが、新しいトラックでは普通のことで、時間を追うごとに状況は改善した。夕暮れ時の走行は私にとって、初めての経験で、影ができるため、視界に少し影響したが、概ねシンガポールに似ていて、問題ではない。全体的に、クルマは競争力があり、バランスも良さそうなので、明日も更に改善することができれば、今週末も、力強い週末になるだろう」

ディーター・ガス (レース&テスト・チーフ・エンジニア)
「まず最初に、本当に素晴らしくエキサイティングな、ここヤス・マリーナの施設を造った主催者を祝福したい。ここのコースを走行するF1カーを見るのは、面白い。今日、私たちは、新しいトラックに関する必要不可欠なデータをすべて集め、ドライバーにはコースに慣れてもらうことにまず、重点を置いたが、全く何の問題もない1日だった。すべて上手く行き、主にフリー走行1回目では空力の比較もこなした。2回目では、タイヤをもっと詳しく見たが、ほぼ予想通りの結果が得られた。ミディアムタイヤもソフトタイヤも使えそうなレンジなので、力強いレースが期待できる。パフォーマンスについては、いつものように金曜日に評価するのは難しいが、特にここでは、燃料の重さの影響が大きいので、判断しがたい」

新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「再びヤルノと可夢偉の2人で臨むことになった最終戦初日は、きわめて順調にプログラムをこなすことが出来た。新しいサーキットでのフリー走行1回目は、路面状況も悪く、空力データ収集を中心に進めた。フリー走行2回目で 本格的なセットアップ作業を進めたが、ヤルノも可夢偉も、クルマの良いバランスを見つけることが出来た。また可夢偉は、非常に良いタイムも記録し、自信を深めた。明日の予選ではヤルノと2人で、好ポジションを獲得してくれると思う」

F1アブダビGP 初日結果:
F1アブダビGP フリー走行2回目:ヘイキ・コバライネンがトップタイム
F1アブダビGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

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カテゴリー: F1 / トヨタ / 小林可夢偉 / F1アブダビGP