山科忠 TMG会長兼チーム代表
山科忠 (TMG会長兼チーム代表)

日本GPを楽しみにしていますか?
富士スピードウェイでレースをするのをたいへん楽しみにしている。昨年は、30年ぶりとなる富士スピードウェイでのグランプリ開催で、私はサーキットに非常に感動していた。日本GPはチームにとってのホームレースであるだけでなく、私にとっては個人的にもホームレースである。日本にいる間に、何人か友人や同僚に会う予定だから、日本GPは非常に特別な雰囲気になるだろう。もちろん、トヨタ自動車のトップマネジメントをサーキットに招待するから、とても安定したパフォーマンスを発揮できることを望んでいる。

日本GPに際して、チームには特別なプレッシャーがありますか?
我々には特別なプレッシャーはないが、もちろん、トヨタ自動車からは多くの激励を受けている。彼らは非常にポジティブなコメントをしてくれており、チームのパフォーマンスにとても関心を持っている。我々は社内で、ポジティブなプレッシャーの中に自分達を置いている。特に富士のようなホームレースの場合は、なおさらである。チームワークはトヨタにおいて非常に重要であり、会社のあらゆる部署がチームとして仕事をしているので、トップマネジメントから受ける応援と激励は我々の助けになっている。彼らは我々をプッシュしているが、それはネガティブなプレッシャーではない。

日本GPの目標とシーズン残りの目標は何ですか?
日本GPでは多くのポイントを獲得したい。そして願わくは、表彰台を目指して戦いたい。現在のところ、トップチームとの差が本来より開いてしまっているので、シーズンの残りで差を縮めることが非常に重要だ。再び表彰台に立ってレースを終えることを目指し戦うつもりでいる。そして、我々はレースに勝つという、一番の念願を追求し続けるつもりだ。

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カテゴリー: F1 / トヨタ / F1日本GP