ジョン・ハウエット
ジョン・ハウエット (TMG社長)

パナソニック・トヨタ・レーシングにとって、日本GPはホームレースですが、あなたにとってはホームレースですか?
我々のチームには、3つのホームレースがある。我々はケルンを拠点としているので、ドイツGPはローカルイベントだと自然に考えられる。ニュルブルクリンクで開催されるときは、明らかにより地元に近いが、しかしながら、ホッケンハイムもホームレースである。ベルギーGPは、我々のファクトリーからちょうど1時間程度の場所で開催されるし、ブラッセルに拠点を置いているトヨタ・ヨーロッパのホームイベントでもある。そして、富士スピードウェイと日本GPだが、トヨタは日本で創業しているので、日本GPは非常に重要なイベントであり、明らかに我々のホームレースである。これらすべてのホームレースでは、地元から多くの応援を頂いており、特に、素晴らしい結果を得たい。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、どれだけ日本らしいチームですか?
トヨタには、国の文化というよりむしろ会社の文化が存在している。トヨタは、すべての大陸に製造工場を有しており、ほぼすべての国でクルマを販売している。チームとして、パナソニック・トヨタ・レーシングはグローバルであると言えるだろう。我々は、日本、ドイツ、またはヨーロッパ的と分別することは出来ない。おそらく、我々の精神的な根底は、日本にあると言うことができるだろう。我々にはかなり多くの、日本のチームメンバーがいるが、我々は、親会社とは独立して運営している。基本的に、我々は前年に予算と戦略について同意を取っており、親会社は我々がそれらの目標を達成すると信じてくれている。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、コンストラクターズ選手権で最終的に4位を獲得するでしょうか?
我々にはポテンシャルと、目標を達成する意志があることが分かっているから、今シーズンを4位で終えられる自信がある。しかしながら、このチームは4位で終えるために存在しているわけではなく、勝つために存在している。したがって、我々はシーズンの残りで他の目標を持っている。我々は、他のチームと比べてパフォーマンスを向上させることを目指しており、それは表彰台を獲得するために戦っていることを意味している。このことを実現するために積極的にクルマを開発している。同時に、2009年のクルマに関しても大きな進歩を遂げ続けなければならない。これは楽な仕事ではないが、F1に関して簡単なものは何もない。我々には、チャレンジの準備ができている。

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カテゴリー: F1 / トヨタ / F1日本GP