トロロッソF1代表、レッドブル・ジュニアの枯渇を否定「F3に有望株がいる」
トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、近年のレッドブルのいくつかの疑わしいドライバー選択にも関わらず、レッドブルの育成ドライバーが枯渇しているとの見方を否定した。

現在、トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとダニール・クビアトは二人とも以前に一度レッドブルに所属していたドライバーであり、かつてセバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンを輩出したレッドブルのジュニアプログラムに疑問が投げかけられている。

また昨年、トロロッソは28歳のブレンドン・ハートレーと契約。今年はダニール・クビアトを連れ戻して、さらにアレクサンダー・アルボンと契約。全員、以前にレッドブルのプログラムを外された経験のあるドライバーだ。

しかし、フランツ・トストは、レッドブルのプログラムには有望な若手がいると主張する。

「進行しているものがある。マックス・フェルスタッペンやセバスチャン・ベッテルは毎年秋に収穫される木になっているりんごのように成長したわけではない」と Reuters にコメント。

「F3には若手ドライバーが何名かいるし、彼らの何人かには将来がある。だが、時間がかかるものだ」

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、先週末のFIA-F3イタリア大会のレース2で初優勝を果たした角田裕毅を2020年にF2にステップアップさせる計画であることを明らかにしている。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / レッドブル・レーシング