F1 スクーデリア・トロ・ロッソ
スクーデリア・トロ・ロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り勝った。

トロロッソ・ホンダのテスト2日目は今シーズンF1デビューを飾るうアレクサンダー・アルボンが担当。走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行。

最終的にアレクサンダー・アルボンは、2日目走行したドライバーの中でシャルル・ルクレールに次ぐ、2番目に多い132周を走りきった。

「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思う。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないし、気温が低い難しいコンディションの中だったが、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれた」

「こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれた。パワーユニットは今日も一日中スムーズで、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができた。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になった」

「引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに、並行して走行距離を蓄積していくことだ。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していないが、今日の向上具合には満足している。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続しする。2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみだ」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ