F1 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
トロロッソのF1チーム代表フランツ・トストは、ブレンドン・ハートレーが鈴鹿の予選で見せたパフォーマンスを継続するならば、交代する理由はないと語った。

ブレンドン・ハートレーは、F1日本GPの予選で自己ベストとなる6番グリッドを獲得。9戦ぶりにチームメイトのピエール・ガスリーの前で予選を終えた。

トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを復帰させることを決定しているが、まだブレンドン・ハートレーのチームでの将来は保証されていない。

ブレンドン・ハートレーは、まだシートを保持する可能性はあるかと質問されたフランツ・トストは「彼が良い仕事をしていれば、そして、今回のようなパフォーマンスを継続できるのであれば、彼を代える理由はない」と Autosport にコメント。

「ブレンドンはチームに所属しており、パフォーマンスを改善している。最終的な決断を下すのはレッドブルであり、シーズン終了後にどうなるかわかるだろう」

「チームのマネジメントは最高のチャンスを選ぶ。もし、ドライバーが良いパフォーマンスを発揮しているのであれば、彼を外す理由はない」

今シーズンここまで、ブレンドン・ハートレーは、チームメイトのピエール・ガスリーが28ポイントを獲得しているのに対し、2ポイントしか獲得できていない。

ブレンドン・ハートレーは、最近の結果が不十分だったことを考えれば、鈴鹿での予選結果は“素晴らしい”ものだと語る。

「インラップではかなり感情的になった。いつもはそんなことはないんだけど、過去6ヵ月のだらしない結果を考えてね。自分がどんどん良くなっているのはわかっていたけど、常にそれを示すチャンスがあるわけではないし、必ずしも状況が思い通りに進んでくれるわけでもないからね」

「レースでの戦略は僕の有利には働かなかったし、僕はついていく方のクルマだった。予選でもピエールに対してコンマ1~5秒くらい失っていた」

「6番手スタートには本当に興奮している。もちろん、まだ仕事は半分終わっただけだけど、しばらくはそれを楽しむつもりだ」

「過去数カ月は欲求不満が募っていた。自分は良くなっているし、強いことはわかっていたからね、舞台裏では起こっているや状況が自分の思い通りに進まない理由を常に話せるわけではなかった」

「でも、今日はそれがまとまったし、とても満足している」

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ブレンドン・ハートレーがシートを維持するには残りのレースでチームメイトのピエール・ガスリーを倒す必要があると述べていた。

明日の予選でヘルムート・マルコの要求に応えることができると感じているかと質問されたブレンドン・ハートレーは「明日は結果を出してポイントを獲得する必要がある。もちろん、僕が制御できることは自分で管理しなければならない。でも、そうだね、良い位置にいると感じているよ」とコメント。

「来年については考えていない。もし、それが聞きたいのあればね。僕は今の仕事に集中するというスタンスを維持している。次に考えていることは、明日素晴らしいスタートを切るということだ」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ブレンドン・ハートレー