F1 スクーデリア・トロ・ロッソ ホンダF1 日本GP
スクーデリア・トロ・ロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、トロロッソ・ホンダの2台が揃ってQ3進出を果たしたF1日本GPの予選を振り返った。

トロロッソ・ホンダは、ホンダが、前戦ロシアGPの金曜日に投入した新スペックのパワーユニット(PU)を、調整と最適化を進めて日本GPのプラクティスから使用。パフォーマンスと信頼性の両面を向上させた新PUで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが鈴鹿サーキットを走行した。

予選ではQ1をピエール・ガスリーが10番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で突破。Q2ではガスリーが9番手、ハートレーが10番手に入り、2台が揃ってQ3進出を果たした。

Q3では後半に雨が降って1回目のアタックがグリッドを決める展開。ブレンドン・ハートレーが1分30秒023で4列目6番グリッド、ピエール・ガスリーが1分30秒093で5列目7番グリッドを獲得した。鈴鹿での30回目の記念すべき大会でホームの観客の前で素晴らしい結果を残した。

「我々にとってチャレンジングでタフな一日の素晴らし締めくくりでした」とジョナサン・エドルズはコメント。

「ブレンドンはかなりスムーズなFP2を行いましたし、ラップタイムには必ずしも現れてはいませんでしたが、彼のパフォーマンスはとても良いものでした。彼は自分とクルマからもっと多くを引き出せる部分があることをわかってました。風がかなり強くかったことが大きく影響し、バランスに一貫性がなく、ラップ毎に違っていましたし、予選ではもっと多くのパフォーマンスがあることを彼はわかっていました」

「ピエールはFP3でパワーユニットにキャリブレーションの問題が発生しており、最大限のパフォーマンスでクリーンなラップを得ることができませんでした。昨日の問題と合わせて、我々はピエールに予選にむけてベストな準備をしてあげることができませんでした」

「天候によって予選はチャレンジングなセッションでしたが、チームはセッション毎にコンディションにうまく対応し、今後の天候を見ていました。予選を通してドライバーは正しいタイミングで正しいタイヤを装着していたと言っても過言ではありませんし、今日はコース上での大事なときに、エンジニア、ホンダ、メカニックのチームワークはとてもうまく機能していました。それが最終結果に大きな役割を果たしました」

「Q3の大事なときに両方のドライバーが素晴らしいラップを行い、そのあとに雨が降り、ポジションをロックできました。全体的に良い午後でした」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1日本GP