F1 トロロッソ・ホンダ ハンガリーテスト
トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ハンガリーテスト1日目のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

トロロッソ・ホンダは、F1ハンガリーテストで、通常のテストを実施するマシンと、ピレリの2019年型タイヤをテストマシンと合計2台を走らせた。

通常のテストはブレンドン・ハートレーが担当。午前中に94周、午後は残り90分で雨が降ったことで32周の走行に留まったが、それでも合計で1日目の最多周回数となる126周を走行し、ウルトラソフトで総合3番手となる1分19秒251を記録した。

ショーン・デラエルは、午前中はトラブルなく走行したが、午後の残り2時間のところでターン11でクラッシュして終了となった。それでもゲラエルは109周を走行し、トロロッソ・ホンダは2台合計で237周を走った。

「ここブダペストでは通常のテストとは異なり、トロロッソのために1台、ピレリのために1台と2台のクルマを走らせ、非常に忙しく生産的なテスト初日となりました」

「ブレンドンはスクーデリア・トロ・ロッソのテストカーをドライビングを担当し、メカニカルセットアップのテスト、空力作業、タイヤの最適化、そして、ホンダとのパワーユニットテストに焦点を当てた非常に包括的なプログラムを実施しました」

「我々は時間的な制約のために通常のレース週末では実行することができないより科学的なテストを完了させました。シャシー側で様々なテスト項目を実行し、後日それらを導入するという点でかなりの成功を収めました」

「パワーユニットにも多数のアイテムをテストし、それらもとてもうまく機能していました」

「明日も空力作業を継続し、今日多くのチームが実施していたようにかなりのレーキを装着して走行する予定です」

「それ以外の項目としてはこのような極端に暑いコンディションでのタイヤの理解をさらに深めることが含まれています。我々はハンガリーGPの週末に非常に良い進歩を遂げたと思っていますが、全ての結果を確認し、さらに改善を図りました」

「非常に生産的な一日でしたし、テストの結果、今後のレースで導入することを楽しみにできる本当にポジティブなパフォーマンスアイテムもありました」

「我々は明日も2台のクルマを走らせます。ピレリ用のクルマはブレンドンとピエールが分担し、スクーデリア・トロ・ロッソのテストカーはショーンが担当します」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ