F1 トロロッソ・ホンダ F1イギリスGP
トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1イギリスGPの週末におけるトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

トロロッソ・ホンダにとってそれぞれのホームレースとなるF1イギリスGPは、厳しい週末となった。土曜日のフリー走行3回目のブレンドン・ハートレーの不可解なサスペンショントラブルによるクラッシュを受け、チームはピエール・ガスリーのサスペンション交換とハートレーのモノコックとパワーユニットを交換する慌ただしい時間を過ごした。

「ここへはポジティブな見通しを持ってやって来たが、残念ながらシルバーストーンでの週末は期待していたようなものにはならなかった」とフランツ・トストはコメント。

「P3では、左のフロントタイヤのサスペンションに不具合があり、ブレンドンがクラッシュを喫してしまった。結果的にウィッシュボーンが壊れていたことがその原因だったが、その時点では理由が分からなかったため、ガスリー車も走行を見合わせなくてはならなかった」

「フリーでの走行が十分ではなかったことで、ガスリーは予選でも苦戦を強いられたが、うまくまとめ切り、14番手でフィニッシュしてくれた。ブレンドンのマシンに関しては車体のモノコックを交換したため、ピットからスタートしなくてはならなかった」

決勝当日、ブレンドン・ハートレーはレコノサンス・ラップでマシンに異常が見つかり、レースまでに修復を試みましたが解決に至らず、ピットレーンからスタートしたレースは1周走行したのみでリタイアとなった。ハートレーのトラブルはレース後の解析の結果、昨晩行ったパワーユニットの組み付け作業での不具合にあったことが分かっている。

「決勝日当日には、ウォームアップ走行中にブレンドンのマシンに起こった問題を解明しようとしたのが間に合わなかったため、ピットに呼び戻してマシンのさらなる検証を行った。残念ながらレースはリタイアせざるを得なかったですが、マシンをレースに間に合わせてくれたチームには大きな感謝を述べたい。チームが一生懸命作業を進めてくれていただけに、ブレンドンが完走できなかったのは残念だった」

14番手からスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入と同時にピットインして中古のソフトタイヤに替えて2ストップ戦略を実行。残り3周となった50周目、ガスリーは激しいバトルの末にセルジオ・ペレスをパスして入賞圏内に入ると、その後も2周にわたる激しいポジション争いを見事に戦い抜き、10番手を守ったままチェッカーフラッグを受けた。しかし、オーバーテイク時のアクションに関してレース後に審議が行われた結果、ガスリーに5秒のペナルティー加算の裁定が下され、最終結果は13位というかたちになった。

レース終了直後、フランツ・トストは「一方、ガスリーは好スタートを決めると安定したペースで周回を重ね、我々のホームで見事ポイント獲得を果たしてくれた」とガスリーの走りを称えた。

「週末を通して懸命に働いてくれたチームにとって、最大の恩返しになったと思う。彼らはこのポイント獲得にふさわしい働きをしてくれた。次戦のドイツGPでは、今回よりもさらにいい成績を残したい」

第11戦 F1ドイツGPは、ホッケンハイム・サーキットで7月20日~7月22日にかけて行われる。

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カテゴリー: トロロッソ