山本尚貴
日本モータースポーツ記者会(JMS)が主催する「第17回JMSモータースポーツナイト」が1月9日(水)に都内で行われ、2018年のSUPER GTのGT500クラスでドライバーチャンピオンに輝いた山本尚貴(No.100 RAYBRIG NSX-GT)がJMSアワードを受賞。GT500タイトルと同時にスーパーフォーミュラも制して、国内最高峰の2冠を達成したことが賞され、高橋二朗JMS会長から正賞の銀皿を受け取った。

JMSは、SUPER GTをはじめとする国内外のモータースポーツを取材するモータースポーツ・ジャーナリストの団体。今年で17回目を数えるJMSモータースポーツナイトは、年頭にモータースポーツ関係者が一堂に会する恒例のイベントで、前年のモータースポーツ界で活躍した選手や団体をJMSアワードとして表彰する場ともなっている。

JMSアワードを受賞した山本尚貴は、2010年にTEAM KUNIMITSUからSUPER GTのGT500クラスにデビュー。初レースとなった開幕戦の岡山で3位入賞を果たし、第6戦鈴鹿でも3位表彰台を奪うなどルーキーらしからぬ活躍を見せてランキング8位となった。2013年にはウイダー モデューロ 童夢レーシングに移籍して同年の鈴鹿で初優勝。2015年にはTEAM KUNIMITSUに復帰し、第6戦SUGOで1勝してランキング3位に。そして昨年は2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンとのコンビで参戦。第6戦SUGOでは80kgのウェイトハンディを跳ね返して優勝し、初のGT500王者に輝いた。ちなみに、国内最高峰の2冠達成は、2004年のリチャード・ライアン(当時はNo.1 ザナヴィニスモZ、昨年はNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS)以来となる。

表彰の場で山本尚貴は「応援してくださった皆さんの力が後押ししてくれました」と関係者やファンへの感謝を述べた後、「ここが終わりではなく、ここからさらに成長していきたい」と語り連覇に意欲を見せた。

また「What's New」と題した若手ドライバーの紹介コーナーでは、2人の若手ドライバーが紹介された。ひとりは、2019シーズンはFIA-F4選手権に参戦が予定されている19歳の三宅淳詞。彼は昨年のスーパーFJ鈴鹿選手権でチャンピオンとなり、日本一決定戦でも優勝。そしてもうひとりは、2015年からFIA-F4選手権に参戦し、昨年は女性にも資格があるインディペンデントカップをあえて辞退して総合結果にこだわった21歳の小山美姫。彼女はLEXUS TEAM KeePer TOM'Sの関谷正徳監督がプロデュースするレディースのレースシリーズ「KYOJO CUP」で2連覇を果たした。この2選手の登壇にも大きな拍手が贈られた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: SUPER GT | スーパーフォーミュラ